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トラベラーズ ノート まくら木日記

日記・雑記・駅々めぐり。

#041 小倉駅

JR山陽新幹線/鹿児島本線/日豊本線/北九州高速鉄道

  北九州の中心駅。ただし「小倉市」という都市はなく、駅は北九州市の小倉北区に位置します。JR在来線としては、鹿児島線、日豊線、そして下関方面への列車が発着します。
  JR九州では博多に次ぐ第2位の利用者数を誇ります。かつて小倉駅は現在の西小倉駅の位置にあったそうで、1958年に現在地に移転、現在鹿児島本線と日豊本線は西小倉で分岐していますが、日豊線の起点は小倉(小倉~西小倉間は重複区間)となっています。
  ホームをまたぐようにしてそびえる駅ビルは1998年の築で、コンコース部分が巨大な吹き抜けになっており、その中から北九州高速のモノレールが発着する独特の構造です。

駅ビル南側(05.8.29)
小倉1


  山陽新幹線はJR西日本の受け持ち。博多と同じく、在来線駅と新幹線駅で管轄が異なります。博多へは新幹線だと16~19分程度で達しますが、在来線でも特急「ソニック」だと40分程度。小倉~博多間ではJR九州は自由席特急料金を500円に抑えており、新幹線(同940円)としのぎを削るライバル関係にあります。

下関側から乗り入れていたJR西日本の気動車。
今この車両が小倉に顔を見せることはない。(05.8.29)

小倉2
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#040 若松駅

JR筑豊本線

  筑豊本線の起点駅。もともと同線は筑豊の石炭を若松港に運び出すために引かれた路線であり、ゆえに若松駅は北九州の重要な貨物駅でした。
  しかし今や石炭の時代は遠く、若松駅そのものは線路2本、ホーム1本のみの単なる折り返し駅となってしまい、駅舎もそっけないコンクリート建築となっています。線路南側の洞海湾に面する広大なエリアがかつてのヤードだったようで、現在ではマンションなどが並んでいます。

昔は風格ある駅舎だったらしいが・・(00.5.5)
若松1


寂しいホームだが、幅の広さに栄華の名残が(00.5.5)
若松2


  駅を出て海側に向かうと、東側に洞海湾をまたぐ若戸大橋の姿。対岸の戸畑までは目と鼻の先で、運賃100円の渡船が3分で結びます。

若戸大橋の威容(00.5.5)
若松3

#039 折尾駅

JR鹿児島本線/筑豊本線

  鹿児島本線と筑豊本線が交わる折尾は、ファン的にさまざまな面白味のある駅です。明治24年開業の歴史の古い駅ですが、明治28年に現在の筑豊線が1階、鹿児島線が2階となる全国初の立体交差駅となり、この構造は現在まで続いています。さらにこれとは別に、鹿児島線小倉方面から筑豊線直方方面へ直通する短絡線にもホームがありますが、このホームは1988年に設置されたもので(それまでは短絡線経由の列車は折尾に停まらなかった)、駅前ロータリーを隔てて別改札となっています。このため駅全体として構造が複雑で、慣れない利用者には難解です。
  2001年に筑豊線は電化されましたが、若松~折尾間は非電化で残されたため、下のように筑豊線ホームでは電車と気動車が顔を並べます。

旧式DCと新型電車の並び(02.8.5)
折尾2


  写真の駅舎は大正時代の建築で、同年代築の門司港駅舎とも通じるレトロな雰囲気がよい。ただし、折尾駅周辺は高架化に伴う再開発が計画されており、この駅舎の去就が気になります。

独特の存在感を醸す折尾駅舎(00.5.5)
折尾1


  折尾で有名なのは、大正時代から売られているという名物駅弁「かしわめし」です。九州に同類の駅弁は数多いものの、東筑軒が売る同駅のかしわめしが最も有名。私は見たことがありませんが、ホームでの立ち売りも行われるそうです。

かしわめしの中身
折尾3

#038 博多駅

JR山陽新幹線/鹿児島本線/博多南線/福岡市交通局

  九州最大にして最重要な駅。行政上は「福岡市」ですが、駅名は「博多」。これは城下町福岡と商業都市博多が市制をとるさい、どちらの名を取るかで論争となり、結局「福岡」は市名に、「博多」は駅名にと分け合うことで折り合いをつけようとした、といういきさつによるそうです。

夜の駅舎(06.8.2)
博多1


  山陽新幹線の終点であることから、九州の玄関口の役も担っており、九州内の特急の多くが集結します。愛称を挙げてゆけば、「リレーつばめ」「有明」「かもめ」「みどり」「ハウステンボス」「ゆふ(DX)」「ゆふいんの森」「ソニック」「にちりんシーガイア」「ドリームにちりん」「かいおう」そして「きらめき」と実に数多く、ひっきりなしに発着します。使われる車両も、JR九州自慢の個性派ぞろい。写真はそのうちの「ソニック」と「かもめ」です。

(00.5.3)
博多2


  かつては唐津、伊万里方面へと向かう筑肥線の起点でもありましたが、83年に福岡市交通局(地下鉄)線を介しての乗り入れに変更されました。このため、JRの車両が「地下鉄の電車」の顔をして地下鉄駅にやってきます。一方、博多南線は、山陽新幹線博多駅から車両基地までの回送線に、地域の要望で営業列車を走らせているもの。在来線扱いのため、運賃+100円の特急料金で新幹線に乗れるという変わり種路線です。なお、山陽新幹線と博多南線はJR西日本の管轄なので、駅名標なども青いラインの西日本仕様です。
  辛子明太子やひよ子饅頭などで有名な博多だけあって、駅内にもそれら並ぶ土産物屋が軒を連ねます。5年後の九州新幹線開業に備えて、新幹線駅の拡張や駅ビルの改築を含めた全面的な改造工事が始まっています。

#037 虹ノ松原駅

JR筑肥線

  小さな駅舎を出ると、まっすぐのびる道の両脇に、覆い被さるかのようにひたすら続く松の林。特別名勝に指定されている「虹の松原」は、唐津湾に沿って5kmほどにわたって連なる松林で、江戸初期に防風林として整えられたとのこと。老若さまざまな形状の松があって、興味深い光景です。

駅前はこのとおりの松林(05.8.29)
虹の松原2


  振り返って駅を見ると、実にこぢんまりした待合室だけの駅舎で、水色の建物が松の緑に意外と似合います。そのバックにそびえるのは鏡山で、この山上からは、海岸に沿って弓状に広がる虹の松原が一望できるそうです。写真には写っていませんが、駅舎の左側には休憩所のような店があり、委託されて鉄道切符の販売も行っているそうです。

駅舎の背後に鏡山
虹の松原1

#036 唐津駅

JR唐津線/筑肥線

  唐津は玄界灘に面する都市で、明治の昔に、すでに佐賀からの鉄道線が達していました(現在の唐津線)。筑肥線の博多から海岸に沿って唐津市に至る区間は大正末の開業ですが、当初は松浦川対岸の東唐津でスイッチバックして松浦川東岸をさかのぼり、山本で唐津線に接続していました。従って、博多側から唐津中心部へは列車では直通できない構造となっていました。
  1983年になって、筑肥線は姪浜~西唐津間の電化にあわせて博多側から唐津へ直通する線路に切り替わり、同じ頃に唐津駅付近が高架化されました。2面4線の高架ホームからは、博多方面への電車、佐賀・伊万里方面への気動車、そして海側へあとひと区間、唐津線終点の西唐津へと向かう列車が発着します。
  この駅から筑肥線を進んでゆくと、高架の線路から、松浦川河口付近の小山に立つ唐津城跡、そして対岸に虹の松原が望まれます。

高架ホームで顔を合わせる、唐津線DCと筑肥線電車(05.8.29)唐津

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