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トラベラーズ ノート まくら木日記

日記・雑記・駅々めぐり。

#078 新尾道駅

しんおのみち:JR山陽新幹線

  JR発足の翌年、1988年3月に開業した新尾道駅。尾道市の内陸部に位置し、駅の両側はすぐにトンネルとなっています。尾道駅へはバスで10分余。

  山陽新幹線で、在来線と接続のない駅はこの新尾道のほか、新神戸・東広島・新岩国があります。すべての新幹線が停車し、地下鉄での市中心部へのアクセスが確立されている新神戸は別格として、ほか3駅は「こだま」しか停まらず、利用も芳しくない駅ばかりです。加えてこの新尾道は、隣の福山へ営業キロにして20.1km(実キロ17.4km)、三原へは11.5km(同10.5km)しかなく(この新尾道~三原間は、品川駅開業までは、東海道・山陽新幹線の最短の駅間だった)、尾道からなら在来線で福山・三原のどちらかに出たほうが便利なのではないかと思えます。(上記実キロはWikipedia記事に基づく)

  そんな存在感の薄い新尾道駅、通過列車だとトンネルとトンネルの間であっという間に通り過ぎてしまう駅ですが、下りホームからは南の海岸方面へ連なる市街地が望めます。じかに海は見えませんが、斜面に張り付くように、地勢に沿って広がる尾道の町並みには、独特の風情があります。

駅ホームから尾道方面を望む(07.10.6)
新尾道1


  なお、2008年3月改正で、早朝のみながら新尾道に停車する「ひかり」が登場するとのことです。

0系こだまと、通過するレールスター
新尾道2
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#077 三原駅

みはら:JR山陽新幹線/山陽本線/呉線

  広島県東部の入り江に位置する三原。典型的な瀬戸内の港湾都市の風情ですが、東隣の尾道と比べると地味な印象を受けます。

  その中心駅である三原駅は、新幹線と在来線が接続する駅。停まる新幹線はほぼ「こだま」のみですが、朝晩の1往復だけ、「ひかり」が停まります。

新幹線ホームにて、100系と0系「こだま」同士の顔合わせ(07.10.6)
三原1


  在来線ホームは、新幹線ホームと並行する格好での高架線となっており、山陽本線の上り(岡山方面)、下り(広島方面)、そして呉線(、呉方面)列車が発着します。これより西、内陸へ入り峠越えをする山陽本線に対し、呉線は海沿いを進みます。三原からしばらくは鄙びた海岸風景で、列車も日中はワンマン運転が中心です。

  この三原と、東隣の糸崎駅の間が、JRの岡山支社と広島支社の境界となっており、その関係で、山陽本線の列車の多くは三原または糸崎で乗り換えを要します。(糸崎~三原間、たった2.4kmの区間運転の列車も存在する。)ただし最近では、広島地区の快速「シティライナー」の多くが岡山方面へ直通しており、岡山~下関間を6時間以上かけて走り抜く列車も存在します。

  岡山支社、広島支社とも、山陽線の主力は115系ですが、岡山車は赤字のLED表示器を搭載しているのに対し、広島車は前面の表示器を使用しておらず、常に白幕のまま走っています。車両の塗装も違っており、同じJR西日本管内でも異なった雰囲気があります。

岡山車(左)と広島リニューアル車(右)(.02.10.14)
三原2

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[日記] 三木鉄道写真集

  廃止まであと100日を切った三木鉄道。先日書いたように、私もWEB上で写真集を・・と思い立ち、昨日から自サイトに第一弾を公開しています。(大きめの写真を採用しているので、できるだけブラウザの幅を広げてご覧になることをお勧めします。)

  今回は「四季」というテーマで、三木鉄道の一年を時系列順に追うスタイルとなっています。なにせ本気で三木鉄道を追うようになったのが最近なので、2007年の写真が大半ですが・・

  今後は、「駅」編、「車両」編などを予定しています。

[日記] 三木鉄道三木駅にて

  ここのところ風邪気味で調子のイマイチよくない管理人です。

  廃止の迫る三木鉄道。今日は天気も良かったので、気晴らしを兼ねて三木駅へ立ち寄ってみました。

  冬の柔らかな日差しのさす三木駅。思えばこういう風景、旅先でもあまり見ることがなくなってきました。

三木鉄1


  駅舎内には、様々な展示物が。窓際のショーケース(?)の中には、ペーパークラフトの車両が。

三木鉄2


  木造のベンチには、手製の座布団が敷いてあります。私が高校時代、神戸電鉄小野駅のベンチもこんな感じで、時々そこに腰掛けて電車を待っていたものです。その小野駅も、私の在学中に立派な駅ビルに建て替えられ、実につまらない駅になってしまいました。

三木鉄4


  テーブルの上に置いているのは、三木高校教諭の稲継泰朗氏が自費出版された写真集で、三木駅の窓口でも購入できます(1,500円。アマゾンでも購入可)。6.6kmの四季が凝縮された、美しい写真集です。待合室内にも、稲継氏の撮影した写真が展示されています。また、「癒しの駅舎」と題するDVDも販売されており、写真集共々、サンプルが置かれています。(どうせなら、駅内で上映していただければ嬉しいのですが(笑))

  列車はホームにいませんでしたが、1両は2番線でお昼寝中。もう1両は留置線で洗車中。社員の方が、モップで車体を磨いていました。残り数ヶ月、こうしたメンテナンスは最後まで変わらず行われてゆきます。

三木鉄3


  廃止まであと100日程。近日中に私も、稲継氏に倣って自分なりに「写真集」をサイト上に作りたいものです。クオリティはとうてい及ばないのですが・・

<余談>

  三木にもあの大型家電店が進出。・・っていつのまに(汗

三木鉄5


  今日の折り込みチラシで知ったのですが、三木の大村にY電機がオープンするんですね。近くを通っていたのに、ちっとも気づいていなかったので、突如巨艦出現! という印象です。で、その場所が、写真の通りM電化の目と鼻の先。

  実はこの三木市は、家電量販店に関しては比較的無風地帯(星電・和光・マツヤなどが地味にがんばっていたが、会社自体がコケてことごとく撤退→今はMとJ電機の天下という情勢)だったのですが、ついにここにも関東系巨大資本が目を付け、殴り込みをかけてきたようです。

  合従連衡がことのほか盛んなこの業界ですが、三木に於いてはどんな争いが繰り広げられるのか、ちょっと楽しみなところではあります。家電などおいそれと買えない私には、あまり関係のない話ではありますが(苦笑)

[日記] 私の鉄道模型

  小学校時代から、鉄道模型(Nゲージ)をしている私ですが、そのレイアウト(ジオラマ)を造ろうと試みては挫折の繰り返しで、これまでほとんどまともな作品はできずに20余年。

  しかし、買いそろえた部材をそろそろ何とかせねばと奮起し、造りかけて放置していたのを引っ張り出し、この12月に入ってから一気に作製。

  というわけでとりあえず完成。サイズは90cm×30cm。詳しくは追々紹介します。

模型1


模型2

#076 広駅

ひろ:JR呉線

  呉の東に位置し、広島から快速「安芸路ライナー」で約45分。広島から呉へと続いてきた都市圏のひとつの東限といえ、このあたりまでは郊外店舗も目立ちますが、これより東側では一気にローカル色が強まります。

駅前の様子(03.10.13)
広2


  「安芸路ライナー」など、広島方からの列車の多くがここ広で折り返します。これより東側では2両編成のワンマン列車が主体となり、本数も西側の半分以下に。いわば「呉東線」と「呉西線」の境界ともいえる存在です。

三原~広間では105系ワンマン車が主力(07.10.6)
広1


  こうした要衝であるため、分岐する路線などがないにもかかわらず駅構内は広く、多くの留置線を備えています。かつては貨物輸送もあり、より多くの列車が行き交っていたのでしょう。「軍港・呉」の繁栄ぶりをかいま見る光景です。

広3

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#075 宮島駅(宮島桟橋)

みやじま:JR宮島航路

  宮島口桟橋を出た連絡船は、まっすぐに厳島神社を目指して進み、昼間はその大鳥居の前まで来てそこから左へ旋回。約10分で宮島桟橋に着きます。

  船を降り、通路を通ると、社殿風の建物につながっており、そこが改札口になっています。宮島口側では切符のチェックはなく、往復どちらでもここが唯一の改札となります。この建物、JR連絡船と並行する松大汽船とが共用しており、正面側から向かって左にJR、右に松大の改札口があります。

「宮島桟橋」の建物(07.10.6)
宮島1


  この建物の前は広場となっており、鹿がうろうろしていますが、「山の鹿が勝手に来ている」という扱いらしく、餌付けしないようにとの旨の看板があります。(それでも食べ物を持っていると寄ってくるので大変。)ここから厳島神社にかけては、土産物屋や旅館などが並ぶ、典型的な観光地のたたずまいです。

厳島神社方面を望む
宮島2


  日本三景のひとつである宮島は観光客の訪問も多く、フェリーも盛況。シンボルの大鳥居を持つ社殿は平清盛によるものとされ、瀬戸内の海を権力の基盤とした平家の権勢の象徴であったともいえましょう。また、戦国時代には、毛利元就が陶晴賢を破り、中国地方の覇者となる足がかりとなった厳島合戦の舞台ともなりました。(明治時代の「鉄道唱歌」にも唄われています。)

  なお、宮島駅は「駅」としてとらえると、全国で唯一、「列車の来ないJR駅」ということになります。

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#074 宮島口駅

みやじまぐち:JR山陽本線/宮島航路/広島電鉄(広電宮島口)

  広島から快速で20分強。海の対岸に日本三景のひとつ、安芸の宮島(厳島)が横たわる宮島口は、文字通り宮島への玄関口で、戦前は「宮島」駅を名乗っていたようです。今や唯一のJR連絡船となった宮島航路との接続点です。

駅舎(07.10.6)
宮島口1


  駅改札を出ると、その真正面に宮島航路の発着場が見えており、距離にして200mほど。あまりにもストレートなので、迷うことはまずありません。ただし、途中を国道2号が横切っていて、歩行者は地下通路を通らねばならず(横断禁止)、いささか不便です。

宮島航路の発着場 左は松大汽船
宮島口2


  鉄道駅と桟橋側の建物はデザインを合わせており、宮島の厳島神社をイメージした風となっています。しかしさすがに朱色塗りは派手だということなのか、明るい茶色の配色となっています。

  宮島航路は、通常日中15分間隔で運行されており、宮島口桟橋ではわずか5分で折り返すことになります。その間に船をつなぎ、車と客を降ろし、新たな客を乗せて出航します。その手際のよさには感服します。

JR西日本ロゴの入ったフェリーに乗り込む
宮島口3


  なお、広島電鉄宮島線の終点、広電宮島口駅もあり、こちらのほうが桟橋には近い。宮島口~宮島間では、広電系列の松大汽船も運航しており、JRとしのぎを削っています。

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[日記]月初恒例

  原油価格高騰などの影響で、ものの値段がこぞって上がっています。しかしまあ、その上げ方が、申し合わせたかのように月替わりに一斉に。いかにも横並び大好きなこの国らしく、周囲をうかがいながら、結局は「みんなでやれば怖くない」と。

  で、やはり私にとって痛手なのは、ガソリン代の値上げです。(仕事で結構走り回っているので。)この12月に入る段階で+7円/Lの上昇。私は軽自動車を利用しているのですが、1回の給油あたり150円以上変わり、ちょうど1L分損をしている計算となります。

  ここ数ヶ月、だいたい月替わりに5円前後の値上げをするのが恒例となっています。以前はこのようなことはなく、上がってもしばらくすると下がっていたりすることが多かったのですが、すでに近所でも数軒のスタンドが潰れており、消耗戦の末の開き直りなのでしょう。

esso


  写真は2004年春ごろのもので、セルフ式スタンドの価格表示が91円/L。(この写真は、「トラベラーズ ノート」の「神戸電鉄」FLASHにちらりと登場します。)当時は外税表示なので、実質は95円/Lですが、今からわずか3年半前は、まだレギュラーの単価が二桁の時代だったのです。このスタンドも今では152円/L。

  このペースだと、来年の今頃には200円/L超え・・ まさに「21世紀の米騒動」とでもいえそうな現象ですが、ここでひとつの懸念が。ガソリンスタンドの価格表示板などを見ると、100の位の欄は縦長、つまり「1」しか表示できないようなものが多いのです。つまり、単価200円台など本来想定されていないわけで、もし200を超えると、表示器の修正を迫られることになるでしょう。ガソリン代急騰の社会的影響からするとつまらない懸念ではありますが、業界にとっては弱り目に祟り目で、意外に頭の痛いところなのでは?

<以下12月7日追記>

  同じスタンドにて、昨日給油時に撮影。

esso2


  100の位に「2」を入れるとしたら、この幅に狭い字体で入れるんでしょうか・・(この板の場合は、右側にスペースの余裕があるので、何とかなりそうですが)

  ちなみに今日見たら、レギュラー150円になっていた orz

[日記]茶色の晩秋

  今日は仕事で三田市の山間部まで行ってきました。せっかく足をのばしたので、帰りに撮ったのがこの写真。

321三田


  道場~三田間のこのポイントには、これまで何度となく行っているのですが、今は見事なまでの紅葉・・ といいたいところですが、これでは紅葉というより枯れ葉色。天気も良くないので、さっぱり映えません。残念。

[日記]12月・・

  「トラベラーズ ノート」トップの画像を変更しました。なんとなく「やくも」が合成っぽく見えますが、合成ではありません。

0712


  この05~06年にかけての冬は、12月から大雪が降り、飯山線や只見線が長期運休になるなど、大変な冬になりました。昨冬(06-07年)は少雪でしたが、さてこの冬はどうなるか・・・ 灯油の値段が高騰しているだけに、寒波襲来となれば、寒冷地では懐も寒い冬となりそうです。

#073 岩国駅

いわくに:JR山陽本線/岩徳線

  岩国は山口県の東の玄関口ですが、広島都市圏の西限でもあり、山陽本線広島エリアの快速「シティライナー」の快速区間は、ここ岩国駅が西の端となります。

岩国駅から発着する快速「シティライナー」(07.10.6)
岩国1


  岩国の西で、南下して海岸沿いを進む山陽本線と、内陸へと入る岩徳線に分かれ、両者は徳山の一つ手前の櫛ヶ浜で合流します。岩徳線はもともとバイパスルートとして開通し、その後10年間は山陽本線を名乗っていました。この区間の営業キロは、山陽線が65.4kmに対し、岩徳線は43.7km。約2/3の距離です。しかし複線化に際し、山越えのある内陸ルートは敬遠され、海岸ルートが再び「山陽本線」となって現在に至ります。

  以来、岩徳線はいちローカル線に成り下がり、いまだ単線非電化のままです。それでも昔の名残で、岩国~櫛ヶ浜間を経路に含む運賃の計算は、岩徳線経由の運賃計算キロ(岩徳線は地方交通線なので、換算キロ48.1kmを適用)で行う特例が設けられています。また、普通列車の所要時間には大差がなく、岩国を後に出た岩徳線の列車が、山陽まわりの列車より徳山に先に着くケースもあります。

  開業は1897年ですが、旧市街地に近い現西岩国駅が1929年に開業した際、「岩国」の名をそちらに譲り、13年間「麻里布(まりふ)」を名乗っていました。その後、こちらが「岩国」に戻され、以後市の中心駅として機能しています。海岸ルートともども、転落と復権を経験したわけです。

  またこの駅は、第三セクター「錦川鉄道」の実質的な起点でもあります。旧国鉄岩日線から転換された同鉄道は、岩徳線の川西から分かれて錦町を目指す32.7kmの路線。川西から1つ目の御庄(みしょう)駅は、山陽新幹線新岩国駅から徒歩圏内(JTB時刻表によれば、300m、徒歩7分。同一駅内の乗り換えでも、この程度のところははざらにある)にもかかわらず、なぜか新幹線開業の際に接続駅とはみなされず、今も相互の連絡はさほど考慮されていないようです。当時から岩日線を切り離す思惑があったのか、それとも新岩国駅の存在感があまりにも薄いのか。いずれにせよ、不思議な関係です。

錦川鉄道の列車は0番線から発着
岩国2

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