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トラベラーズ ノート まくら木日記

日記・雑記・駅々めぐり。

[日記] 2009年も12分の1が過ぎ・・

  1月も今日で終わり。ついこの前に2009年がスタートしたと思えばこの有様。歳をとるほど年月の経過が早くなるという通説は、まさに現実・・

  さて、サイトで告知していますが、以前発行していて、ここ2年ばかり休刊状態にあったメールマガジン「まくら木だより」の廃刊を決めました。できれば復刊できないものかと、方法を検討してみたのですが、やはり決め手が無く、今後コンスタントに発行できる自信が持てませんでした。

  左側の「月別アーカイブ」をご覧頂ければお分かりかと思いますが、このブログも月によって、記事の頻度にかなりのばらつきがあります。全くアップできずに数ヶ月過ぎてしまった時期もあります。本来文章の作成がさほど得意なわけではなく、それなりにエネルギーを要するぶん、体調ややる気などに影響されてしまいやすい面があります。

  そんな私がメールマガジンに手を出した事自体が、無謀だったと言えるかもしれません。いずれにせよ、以前にご覧いただいていた方々には、自然消滅のような格好になってしまって、大変申し訳なく思っています。

  ただ幸いにも、サイトや掲示板、そしてこのブログに関しても、多くの方に盛り立てていただいて、続けてこれています。山あり谷あり、できるときもできないときもありますが、ともかくできるうちは継続してゆければと思っています。
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[日記] ニアピン

  「トラベラーズ ノート」のトップページ下部に、カウンターがあります。最近ではあまりキリ番というのは気にしなくなったのですが、何気なく「もうじき『123456』だな~」と思っていました。

  で、先ほど見てみると・・

ニアピン

  惜しい! ニアピン賞(苦笑)

  カウンターの数字を見る限り、昨日(1月21日)に最後の(76番目の)アクセスをした方が、「123456」を踏んでいるはずです。もし該当者が見ておられれば、何かコメントを・・(何も出ませんが^^;)

[日記] ぼやき・・?

  近頃、掲示板にスパム投稿が目立ち、

  「ワタシのBBSを汚(ケガ)すな~!」

  と、心の中で叫びながら削除する日々です。

  「トラベラーズ ノート掲示板」には、一応スパム対策を施しており、

  (1) アクセスから投稿まで異常に早い投稿
  (2) 本文にURLが3つ以上含まれる投稿
  (3) 「参照URL」と同じURLが本文中に書かれているもの
  (4) NGワード・NGURLが本文中に含まれる投稿

  などは受け付けない設定となっています。弾いた投稿のログを見ると、多いのは(1)と(4)で、おもてに表れないところで、かなりの投稿がブロックされています。

  そんな対策をかいくぐって、我が掲示板に汚い面をさらすスパム投稿ですが、どうもNGURLにないドメインが続々登場しているようで、今は 投稿される→管理画面でチェック→URLをNGリストにコピペ→削除 の繰り返しをしている現状です。この「管理画面でチェック」の段階で、一度はその投稿内容を見なければならず、これがまた不愉快な作業。誰か代わりにやってくれないかな~と思ったりもします(苦笑)

  話は変わりますが、我がパソコンに入っている「ウイルスバスター」も、近頃パソコンを立ち上げるたびにアップデートをしている印象があります。まあソフト会社も「きちんと仕事してまっせ~」というところをアピールしたいのかもしれませんが、彼らがせっせと仕事をしなければならないのも、悪党連中が日々たゆまず技術開発にいそしんでいる証拠です。

  スパム投稿にせよ、セキュリティへのアタックにせよ、これだけ防いでも防いでも手を変え品を変えてやってくるのは結局の所、その労力が「割に合う」という、面白くない現実があるからにほかなりません。もっとスケールの大きい話にすれば、世界各地の紛争が、明らかに不毛で堂々巡りなのになくならないのは、世界が平和になると困る人間が、世の中に少なからず存在するから。

  もちろん人命の関わる戦争と同列には置けませんが、そんな一部の人間の思惑のために実のない争いに巻き込まないでくれよと、次々沸いて出てくるスパム投稿をもみつぶしながら思うところであります。

[日記] 阪神なんば線

  きたる3月20日に開業する「阪神なんば線」。西九条~大阪難波(近鉄難波から改称)間が結ばれ、三宮~奈良間の直通運転が行われるようになります。

  同日のダイヤ改正について、阪神と直通する山陽電鉄を含め、概要が発表されました。

■近鉄:
http://www.kintetsu.jp/news/files/hanshinsotyoku20090116.pdf

■阪神:
http://www.hanshin.co.jp/company/press/pdf/20090116-2.pdf

■山陽:
http://www.sanyo-railway.co.jp/kou/news/2009/20090116.html

  これらのサイトからの情報をまとめます。

<なんば線直通列車>

阪神線内での近鉄車両の姿も日常的なものとなる
IMG_4737.jpg

  阪神三宮~近鉄奈良間を直通するのは「快速急行」。最速76分、平均82分の所要時間となり、運転本数は平日100本、土休日82本。平日朝ラッシュ時は5本/時間、それ以外は3本/時間。

  停車駅は三宮・魚崎・芦屋・西宮・[△今津]・甲子園・[※△武庫川]・尼崎・[※大物~千鳥橋]・西九条・九条・ドーム前・桜川・大阪難波・近鉄日本橋・大阪上本町・鶴橋・生駒・学園前・大和西大寺・新大宮・近鉄奈良。 (※は平日昼間、△は土休日停車。)平日昼間は、なんば線内各駅に停車することになります。なお快速急行は、尼崎で梅田方面との急行列車に接続します。

  快速急行は6-10両編成。8,10両の列車は、尼崎で増解結し、阪神本線内では6両編成となります。

  近鉄奈良線からなんば線に乗り入れる普通・区間準急・準急は、ラッシュ時を除き、平日は3本/時間、土休日6本/時間。平日は快速急行3本とあわせ、なんば線内では1時間6本の停車が確保されます。これらの列車は6両編成。

<阪神線内>

阪神本線内は「(直通)特急」と「快速急行」の2本柱に
阪神特急

  「準急」がなくなり、列車種別がやや簡素になっています。特急・直通特急は平日朝ラッシュ時上りを除いて甲子園に停車。区間特急(上りのみ7本)は青木発、香櫨園までの各駅と今津・甲子園に停車。

  急行は西宮以東のみとなり、平日朝ラッシュ時上りを除いて今津に停車。朝ラッシュ時は梅田~甲子園間の区間急行となります。

  朝ラッシュは12分、夕ラッシュは10分間隔での運転。

<山陽線内>

停車駅が大幅に増える「黄色直特」
山陽特急

  (直通)特急の停車駅増が特色となっており、月見山に終日停車(JR須磨海浜公園駅への対抗策?)、荒井停車時間帯の拡大、白浜の宮にラッシュ時停車。

  いわゆる「黄色直特」は西代・東須磨・須磨寺にも停車するようになります。阪神と山陽の運転間隔の差を調整するため、既に西元町・大開に余分に停車していますが、これにより阪神三宮~須磨間各駅停車となります。

  また、従来須磨・明石で行ってきた普通列車の特急待避を、霞ヶ丘で行うようになります。両駅での緩急接続ができなくなりますが、普通列車の所要時間そのものは短縮されることになります。

[日記] 「トラベラーズ ノート」更新に関して

  1週間前の中京旅行の後、風邪の症状が出て、ここのところ調子が今ひとつだったのですが、ようやく回復してきました。それにしても寒い・・

  そんなわけでサイトの更新は滞り気味なのですが、一応「トラベラーズ ノート」については、「車両ノート」の改訂を中心に少しずつ進めています。「車両」は、大半のページが1年以上前のデータとなっていたので、それを現状に合わせるための確認作業です。それに伴って、各項トップの画像を作り直すなどのリニューアルをしています。

  さて、この2009年の更新分より、使用している写真画像に少し変化があります。拡大写真(長辺600pxの画像)の下部に撮影場所を示すとともに、右下に半透明な「Traveler's Note」の文字を入れています。今後、写真の出所を明示するために、このようなかたちでアップを行ってゆきたいと考えています。

[日記] 年始は中京へ(2)

  →

  亀山からはJR東海区間へ入ります。左手にちらちらと鈴鹿山脈を見つつ、2両編成の313系電車で軽快に進み、河原田で下車。数分後にやってくる伊勢鉄道の列車に乗り換えます。

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  伊勢鉄道のホームは、JRホームの横の築堤上にあります。河原田を出るとJR線に合流し、工業地帯を浜手に見ながら四日市へと進みます。この区間はJR線なので、一応18きっぷでもOKです。

  貨物用の広いヤードを有する四日市駅、駅舎もコンクリート製の立派なものなのですが、JR東海ツアーズ以外テナントが全く入っておらず、訪れたときには窓口さえ閉まっている有様。あまりにも寂しい。

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  これより名古屋行きの快速「みえ」に乗ります。2両編成でかなりの混雑。ディーゼルながら力強い加速をみせますが、単線区間の多いこの区間では、あちこちでスピードを落とします。名古屋手前の八田で対向待ちの停車。その間に脇を近鉄電車が2本通過してゆきました。

名古屋駅に到着した「みえ」
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  名古屋のホームできしめんをすすり、中央線に入ります。たいして駅を通過しない快速で名古屋近郊を東へ進み、多治見へ。ここから太多線に乗ります。これまでなぜか乗る機会のなかった路線です。

  太多線は単調な近郊ローカル線の風情。若干の客の入れ替わりを経て、木曽川を渡り、高山本線と合流する美濃太田へ。

木曽川を渡る
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  高山線列車からの乗り換え客が多かったらしく、美濃太田で一気に満員となり、そのまま岐阜を目指します。晴天の濃尾平野を巡ってきましたが、やや雲が多くなってきました。

  大垣から関ヶ原へと挑みます。周囲に積雪はないものの、遠くの山々は雪化粧しています。滋賀県に入り、伊吹山を望む近江長岡で途中下車。

  少し歩くと、伊吹山の麓を新幹線が通過する様を眺めることができます。そこにいたのは10分ほどでしたが、その間に3本の通過を見届ける。

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大垣~米原間で運転される117系
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  早起きの疲れが出てきてか、そろそろ頭が痛くなってきたので家路を急ぎます。米原からJR西日本エリアに復帰、新快速で西を目指します。さすがにもう人身事故の影響はなく、居眠りするうちに順調に大阪へ。外はもう暗くなっていました。

[日記] 年始は中京へ(1)

  1月5日(月)、今年の「乗り初め」は、大晦日の旅行で使った18きっぷの残りを使って、日帰りで出かけてきました。

  今回は福知山線の道場から出発。やってきた電車をとっさに撮ったのがなかなかいい感じだったのでアップ。



  仕事初めのこの日、車内は5時半過ぎにして、席がすっかり埋まるほどの混み具合。皆さん早朝からお疲れさまです・・。

  尼崎から東西線に入り、ようやく空が薄明るくなってきて放出。ほうしゅつと書いて「はなてん」と読む、大阪人には常識でしょうが分からない人には分からないであろう駅名です。

  ここから初めての「おおさか東線」に乗車。緑の201系が、真新しい高架線路をゆったりと走ります。ただ、人の出入りは多くなく、ホームも閑散。その前の東西線や、後で乗った大和路線と比べて寂しく、まだまだ利用が定着していないのかなという印象。

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  久宝寺では、大阪方面行きの列車がひっきりなしに発着。快速と普通が緩急接続するため、そのたびにホームがたいそう混雑します。そんな中、「神戸線で人身事故、乱れが予想される」とのアナウンス。私は背を向ける方向だったので影響ありませんでしたが、仕事初めの出端をくじく困った事故でした。

  ここから関西本線を辿ってゆきます。加茂行きの快速はそれなりの混雑でしたが、奈良でほとんど下車し、平城山で車両独占状態に。ラッシュ脱出し、ローカル線の旅へと入ってゆきます。

  亀山行きのディーゼルに乗り換えて非電化区間へ。木津川の渓流に沿って、山のへりを細々と進んでゆきます。 木津川を渡ったあたりから霧がたちこめ、幻想的な雰囲気に。

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  霧が晴れ、伊賀上野からはしばらく平地を快走、柘植からは「加太越え」にかかります。線路に沿って赤いヒラヒラが張り巡らせてあるのは動物よけか。峠を越え、加太へ。数日の間に「よろい」と「かぶと」を制したことになります。

山間の加太駅
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  亀山では乗り換えに時間があるので、駅を出て少し歩いてみます。12年前に訪れ、「何もない所」という印象を受けた亀山城跡ですが、今回は雪化粧した鈴鹿山脈を一望できて満足。

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[日記] 大晦日山陰の旅(3)

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  鳥取駅に戻り、ここからは復路となります。浜坂行き列車は、キハ33という2両しか存在しない車両。50系客車を改造した気動車だそうです。

キハ33

  早くも外はだんだん暗くなり、再び雨が降ってきます。浜坂では2分の接続なのにホームが別。地下道をくぐって乗り換えを急ぎます。本数少ない列車なのに、もう少し配慮して欲しい・・。

  再び余部鉄橋を渡り、次の鎧駅で下車。高台のホームから入り江の港を見渡せる、ちょっとした名所です。しかし海岸側の線路は、今は使われていない様子。来るたびに寂れる、北但馬の山陰本線です。

鎧2 鎧1

  15分ほどしてやってきた下り列車で引き返して1区間、3度目の余部鉄橋を渡って餘部駅で下車します。なぜか団体さんが大挙して下車。架け替え工事の関連で、ホームから下る道は仮の通路となっており、つかえてなかなか先に進めない。その間に、頭上を特急「はまかぜ」が通過してゆきました。

  ここでまた激しいみぞれに見舞われつつ、下から鉄橋を眺め、荒波が次々打ち寄せる入り江にしばしたたずむ。

新しい橋脚が背後に立つ。今の鉄橋も見納めか
餘部1

餘部2

  ホームに戻り、4度目にして最後の余部鉄橋を渡って別れを告げます。体の冷えを取るべく、城崎温泉で下車して、「柳湯」へ。やや熱めの湯で、しっかり温まっておきます。

城崎温泉

  大晦日とあってか、今夜は温泉街の店じまいも人の引きも早く、18時を過ぎて外に出ると、ひっそりとしていました。真っ暗な中、鈍行で和田山へ向かい、車で帰宅。夕方に城崎温泉に入り、夜には帰っているというのも不思議な気分でした。

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[日記] 大晦日山陰の旅(2)

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  列車は日本海側へと進み、竹野から海が見えてきます。天候は荒れており、海は激しく波立っているものの、余部鉄橋が止まるほどの風ではないか。それでも、時折みぞれが降りしきり、車体をバラバラと打ちます。

柴山

  香住でしばしの停車。ホームに立つかにのはさみのオブジェ前で記念撮影。一人旅ではなかなかできない旅の醍醐味です。ただしここに掲載するのははさみだけ(^_^;

「きちゃったネ・・」 確かに、かににとっては迷惑な話
香住

  ここからいよいよ余部鉄橋にさしかかります。手前の鎧駅からトンネルを幾つか出入りし、そして飛び出す集落の上。ここの眺めは相変わらずの壮観。しかし鉄橋の南側に沿って、すでに新橋梁の橋脚工事が進められています。

  浜坂では乗り換えのため40分ほどの待ち時間があるので、一旦外に出ます。同様の乗り換え客で駅前に人は多いものの、町自体はひっそりしています。昼食の弁当を買い、ホームでいただきます。

浜坂駅といえば、この給水塔
浜坂

  次は鳥取ゆきに乗車。県境を越えて鳥取県へ入ってゆきます。東浜で再び海を見る。さきほどより少し落ち着いた感じ。しかし鳥取に近づくにつれて、今度は雨が降り出しました。やはりどうも落ち着かない天候。

東浜

  鳥取では1時間半ほど時間があり、史跡好きの友人に合わせて鳥取城を見物することにしていました。が、外は雨。連れの二人は傘を持参していなかったので、駅の店でビニール傘を購入し、外へ出ると雨はほぼ上がっていました。なんたる間の悪さ。

  歩いてゆくのには少し距離がありそうなので、市内の循環バスを利用することに。しかし時間を調べると、滞在できるのは20分ほどしかないことが判明。でもここまで来たからにはと、バスに乗り込み城跡の麓へ。

  秀吉が兵糧攻めで落としたという鳥取城、山の頂まで城跡になっていますが、もちろんそこまではゆけないので、麓の石垣をざっと巡るにとどまりました。バスツアーなみの慌ただしさ。これもまた、公共交通機関を使う旅ならではのスリルです。

麓から山頂方面を望む
鳥取城

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[日記] 大晦日山陰の旅(1)

  2009年を迎えました。今年もよろしくお願いします。

  と言いつつ、まずは昨年の話題。昨日、2008年12月31日、日帰り旅行に行ってきました。いつもと違い、今回は友人らと連れだっての旅です。

  青春18きっぷで山陰の列車に乗ろうという企画ですが、まずは和田山まで車を走らせ、朝の竹田城を見に行きます。山の頂に立派な石垣が残り、「天空城」と呼ばれることもある城跡です。

  北部は荒れるとの予想通り、近づくにつれてうっすらと雪が積もり、車が上がれるだろうかと危惧したものの、路面はたいしたことなく、駐車場まで。そこから歩いてゆくと、ちょうど朝日が差し、素晴らしい光景が広がりました。夢中でシャッターを切ったそのうちの何枚かを。解説は要りますまい。 

竹田城1 竹田城2

  山頂には結構な積雪があり、雪と戯れつつ壮大なパノラマを堪能します。しかし天候の変化が激しく、途中には雪が降りしきる時間帯も。

竹田城3 竹田城4 竹田城5

  タイミングとしても絶妙で、最高の景色が見られたことを感謝。

  その後和田山駅へ向かい、ここから18きっぷの旅が始まります。連れの二人は列車に乗る機会は少なく、山陰本線の「ワンマン電車」に驚いていました。08年夏に、不細工顔113系(3800番台)は223系に置き換えられましたが、乗ったのは湘南色の113系。今回、新車に乗る機会はありませんでした。


豊岡にて。223は今回は見るだけ
豊岡113&223

  豊岡でディーゼルに乗り換え。ここからは長丁場なので座れるか正念場でしたが、無事ワンボックス確保。いよいよ冬の日本海へと出て行きます。

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【2009年備忘録】

【この記事は、2009年の鉄道界の動きを記録してゆくためのものです。随時書き足してゆきます。】

1.23 阪神なんば線試運転開始

  3月20日に西九条~大阪難波(近鉄難波から改称)間の開通により開業する阪神なんば線。この日より開通区間における試運転が始まりました。西大阪線の列車が1000系・9000系の6両編成となり、西九条からそのまま試運転列車として入る格好となっているようです。

昨年9月時点では工事中だった西九条より先の区間に、ついに列車が入る
西九条

1.25 春のムーンライト九州・高知・松山 設定されず

  毎年、春・夏・冬の18きっぷシーズンに運転されてきた、夜行快速「ムーンライト九州」(新大阪~博多)、「高知」(京都~高知)、「松山」(京都~松山)。この春には設定されないことがこの日、明らかになりました。春の改正に関してすでに知らされている寝台特急「はやぶさ」「富士」の廃止、「ムーンライトながら」「ムーンライトえちご」の臨時列車格下げとともに、夜行列車の退潮が決定的な状況となりました。

  関西発着ムーンライトの夏以降の去就は分かりませんが、もとより臨時列車という不確定な存在だけに、このまま消滅してしまう可能性も出てきました。

  5/22追記:どうやら夏のシーズンにも設定されない模様。今後運転される可能性は、かなり低くなりました。

昨夏の「ムーンライト九州」
ML九州

2.3 おおさか東線全通 さらに遠のく

  おおさか東線のうち未開通の新大阪~放出間11.1kmの開通について、この日の新聞で、予定の2012年からさらに2,3年以上遅れる見通しが明らかになりました。これは、新大阪からの約2kmの区間において、東海道本線の東側に新線を設ける計画が難航し、西側の梅田貨物線を利用するルートに変更することになったため。都市部に新たに線路を引くことの難しさをうかがわせます。

この電車が新大阪に達するのはいつの日か・・
おおさか東線

2.20 北条鉄道フラワ1985、引退へ

  北条鉄道開業時からの車両で、現存する数少ない2軸レールバスであった「フラワ1985-1」の引退が明らかになりました。近年では週1日ほどの運転のほか、イベント的な出番もあり、フラワ2000-3(元三木鉄道ミキ300-104)がデビューする今春以降はイベント限定になるとされていましたが、今年1月末に故障して走行不能となり、さよなら運転も行えず無念のリタイヤとなります。

  なおこれにより、元フラワ1985-2である紀州鉄道キテツ1が、このタイプの車両としては最後の生き残りとなります。 →関連記事

昨年6月のフラワ1985。突然の引退となってしまった
北条1985

2.26 山陽・九州直通新幹線は「さくら」

  JR西日本・九州は、2011年3月の九州新幹線全通に伴って、新大阪~鹿児島中央間を直通運転する列車の愛称を、「さくら」にすると発表。昨年10-11月に行われた募集の結果1位となった名称で、導入される新型車の「和風」というコンセプトにも適合するものとなります。

  「さくら」は日本の特別急行の愛称として最も歴史のあるもので、東京~長崎間の寝台特急として走行していましたが、2005年に廃止。6年の時を経て、新幹線として復活を遂げることになります。  →関連記事

3.1 元三木鉄道車、樽見鉄道にてデビュー

  08年3月末をもって廃止された三木鉄道の3両の車両のうち、最も若かった「ミキ300-105」が岐阜の樽見鉄道に売却、同12月に輸送されました。樽見鉄道では「ハイモ295-617」と改められたうえで、2月27日の試乗会を経て、3月1日にデビューを果たしました。

  車両の塗装は三木鉄道時代のままで、内装にも大きな変化はありませんが、ボックスクロスシートを有することから「観光用」として活用されます。この日からの「谷汲山華厳寺御本尊御開帳」に合わせての登場で、「御開帳」の記念乗車券にもハイモ295-617があしらわれています。

三木鉄道時代の「ミキ300-105」。新天地で11ヶ月ぶりの営業運転に
ミキ300-105

3.13 ダイヤ改正前日~去りゆくものたち

  3月14日(土)のJRダイヤ改正を前に、この日をもって役目を終えた列車たち。

  寝台特急「はやぶさ」「富士」:東京~九州を結ぶ最後の寝台特急も、この日の発車分をもって廃止となりました。かつては東京から次々に出発していた東海道の夜行列車陣も、縮小・統合を重ね、ブルートレインは全廃。残るは「サンライズ出雲・瀬戸」のみとなりました。

87年頃の「はやぶさ」。西鹿児島(現鹿児島中央)まで達していた
はやぶさ

  夜行快速「ムーンライトえちご」「ムーンライトながら」:青春18きっぷで乗れる夜行列車としてファンから重宝されてきた両列車ですが、この改正をもって臨時列車に格下げ。当面は18きっぷシーズンを中心に運転するとされていますが、夜行削減の流れの中、先行きは不透明。

ムーンライトえちご
MLえちご485

  急行「つやま」:最後の昼行急行。急行「砂丘」の流れをくむ列車でしたが、キハ40系化され、快速「ことぶき」と差別化が図れず、評判の悪い列車でした。「急行」として残るのは、夜行ばかり3列車のみとなります。

つやま
つやま

3.14 JRダイヤ改正

  この日より、JRダイヤが改正されました。東海道・山陽新幹線では、のぞみの増発、またN700系ののぞみが更に増加。また、名古屋始発の上りのぞみが設定されました。

  姫新線では、高速化事業の一環として、キハ122・127気動車が登場。(実際の高速化は1年後。)京阪神では深夜ダイヤの見直し(終電繰り上げ)。また嵯峨野線(山陰本線)、瀬戸大橋線(宇野線)の一部複線化。

新登場のキハ122
キハ122

  今回改正では、全体として大きく目を引く変更はなく、「見直し」的な動きが主体です。増発や一部の時間短縮がみられる一方、岡山地区の快速「サンライナー」削減などもありました。

  ちなみに、「富士・はやぶさ」は14日到着分で最終となりましたが、悪天候などの影響で、上下とも1時間半程度遅れてのラストランとなりました。


3.20 阪神なんば線開業

  この日、西九条~大阪難波(元近鉄難波)間3.8kmが開業、従来の西大阪線(尼崎~西九条間)とあわせて「阪神なんば線」となりました。近鉄奈良線との直通が可能となり、阪神三宮~尼崎~大阪難波~奈良間を直通する「快速急行」の運転が始まりました。

  大阪ミナミを貫いて、神戸・阪神間と西大阪・奈良を結ぶ新たな軸ができたことで、流動がどのように変化するかが注目されます。また、物理的には名古屋から姫路までがレールでつながったことになり、既に近鉄が山陽姫路への特急乗り入れを模索するなど、新たな提携の呼び水になる可能性もあります。

  一方、それぞれ長年独自のスタイルを作り上げてきた大手2社の乗り入れには課題も多く、また、ネットワークがより大きくなったことで、細部の機動性が損なわれる恐れもあります。

「快速急行」として阪神への直通を始めた近鉄車
kintetu


3.26 「はまかぜ」に新型車両導入へ

  JR西日本はこの日、2011年春に、播但線を経由して大阪と兵庫北部・鳥取を結ぶ特急「はまかぜ」に、新型車両を導入することを発表(記事)。3両を編成単位とし、最高速度は130km/h。余部鉄橋架け替えなどに伴う高速化の一環をなすものとなります。

  これにより、現在定期運用としては「はまかぜ」にのみ使用されるキハ181系は、その任を終えることになります。この11年春には、九州新幹線に直通する「さくら」のデビュー、北陸特急「雷鳥」の485系置き換え完了も予定されており、世代交代の節目となりそうです。

  6/11追記:JR西日本は、11年春以降、キハ181系の営業運転は行わないとのこと。「はまかぜ」としての引退が、同車の最期となります。

播但線での活躍もあと2年
hamakaze


4.25 「SL人吉」デビュー

  熊本~人吉間で運転開始。八代~人吉間では、球磨川に沿う肥薩線の風景が楽しめます。牽引機の58654号蒸気機関車は1922年製で、75年の引退後肥薩線矢岳駅で保存されていたものを、豊肥本線の観光列車「あそBOY」用に復活。2005年に老朽化のため運行が続けられなくなり、再度整備しての登場となりました。「あそBOY」時代にも年に数度、人吉まで運転されることがありましたが、今後は「古巣」で活躍を続けることになります。

  3月~11月の週末や連休期間を中心に運転されます。全車指定席。

4.26 門司港にトロッコ「潮風号」登場

  翌26日には、門司港に観光用のトロッコ路線「やまぎんレトロライン」が開通。廃線となった貨物線を活用し、第三セクターの平成筑豊鉄道が運行。九州鉄道記念館~関門海峡めかり間2.1kmの路線です。

  走行するトロッコは「潮風号」と名付けられ、島原鉄道からの客車2両を、南阿蘇鉄道からの機関車2両でプッシュプル運転。11月までの週末および連休期間に運転されます。

6.9 三木鉄道ミキ300-103搬出

  三木鉄道の3両の車両のうち、1両だけ残っていた「ミキ300-103」が、茨城県の「ひたちなか海浜鉄道」に売却され、6月8-9日にかけて搬出されました。11日朝にひたちなか海浜鉄道に搬入され、整備の上、8月に営業に就くとされています。

  半年前に搬出され、それぞれ既に新天地で活躍を見せている後輩2両と同じく、移籍前のカラーリングを維持して使用されるとのこと。三木鉄道の「遺志」が、遠く近くの3路線に引き継がれることになります。→関連記事

トレーラーに積まれ、出発を待つミキ300-103
300-103(1)