FC2ブログ

トラベラーズ ノート まくら木日記

日記・雑記・駅々めぐり。

カシミールで遊ぶ

  先日話題にした「カシミール」ですが、引き続きちょくちょくいじっています。その中で今、線路のデータを少しずつ入力しているところです。

  もとの地図データには、鉄道路線や道路が書かれていますが、これはあくまで「絵」としてのもの。これとは別に、ルートとしてのデータを入れてやることで、地図にそのルートを描画したり、断面図を作成したりすることができます。

  一度データ化しておけば恒久的に利用できるので、身近なところから打ち込んでいます。とりあえず、試作品を。

加古川沿線

  東播磨の加古川流域を。赤はJR路線、オレンジは神戸電鉄の線路です。加古川へ向けて川が集まっている様子が分かるほか、明石・加古川・三木の三角地帯の中央(加古郡稲美町のあたり)が段丘状になっていて、ため池が集まっているのが見て取れます。

  こんな感じで、データを蓄積してゆければいろいろ興味深そうですが、気長な作業となりそうです。
スポンサーサイト



列車とマンガキャラ(1)

  私が子供の頃、夜の7時台は「アニメの時間」で、毎日どこかのチャンネルでアニメを放映していたものです。

  それから世代が一巡した今、この時間帯のアニメ番組はほとんどなくなりました。子供がいるわけではないので、昨今の子供向けアニメの事情は詳しく分からないのですが、少子化とライフスタイルの変化に伴い、ゴールデンタイムにアニメを流しても採算に見合わなくなったのでしょう。もっとも、今やテレビそのものが安直なバラエティに偏り(それが最も費用対効果が高いから、そんな形になっているのでしょうが)、何が面白いのかと個人的には思ったりします。

  そんな中、漫画やアニメのキャラクターをデザインした列車が、各地を走っています。これらは以前からある「国民的漫画」が多いのが特徴で、作者ゆかりの地における話題作りや町おこし的な意味合いが強いのでしょう。そのうち、私が旅先で出会ったものを紹介します。

アンパンマン

  「愛と勇気だけが友達」とのたまう(?)パンたちが活躍する作品。時刻表にはご丁寧に「アンパンマン列車で運転」と書かれています。原作者のやなせたかし氏は高知県出身。調べると、遅咲きの漫画家で、既に90歳のご高齢のようですが、Wikipediaによれば、アニメは「1768体のキャラクターが『最もキャラクターの多いアニメシリーズ』としてギネス認定されている。」んだそうです。それだけオリジナルキャラクターを編み出せるのはすごい。

しょくぱんまん

  特急だけでなく、普通列車にもささやかに「しょくぱんまん」の姿が。

三国志1

  こちらは、神戸市営地下鉄海岸線。これは普通の車両なのですが、編成によっては・・

 \ジャーン ジャーン/
三国志2

  側面に、「三国志」のイラストつき。横山光輝の超大作の人物たちです。横山氏は神戸市出身。この時代の漫画は、少ない線でシンプルにキャラクターを描き分けているのが興味深い。

  横山氏といえば、ちょうど今こんなプロジェクトが。

  完成!実物大の鉄人28号、威容現す 神戸・長田」(神戸新聞)

  代表作「鉄人28号」の原寸大モニュメントが長田に登場。お台場のガンダムに対抗?かどうかは分かりませんが、震災の後遺症からなかなか立ち直れない長田地区の活性化のため、横山キャラが一役買うか。 

没ネタその4

  「十年の旅百景」も、残り四分の一を切りました。

  今回アップしたのは#076以降ですが、その#076の写真以降、撮影カメラがEos Kiss Digitalになりました。

  この十年間のうちに、フィルムカメラからコンパクトデジカメ、そしてデジタル一眼レフへと変化し、画質も随分変わってきました。デジカメ導入以降は、撮影枚数も飛躍的に増えたため、その分だけ「数打ちゃ当たる」で、気に入った構図にはまる可能性も増しました。(それだけ選定も難しくなりましたが)

  というわけで今回も、没写真の公開です。

阿蘇火口

  阿蘇火口付近を撮った#068で、「火口は湯気のような煙を出すだけで、至っておとなしい」と述べていますが、その火口の様子。ここまで間近に迫って見られるのも、こうしておとなしくしてくれているおかげです。

錦帯橋ボツ

  #076と同じく錦帯橋ですが、こちらは橋の連なっている様子がよく分かる構図です。この日は快晴で、実に素晴らしい写りでした。

水俣ボツ

  九州新幹線の車窓から。熊本・鹿児島県境付近で、トンネルを出入りする合間に、ちらちらと海が見えます。段々のみかん畑が、このあたりらしい風景。

彼岸花とコスモス

  今日は午後から、三田方面へ撮影に行ってきました。

  カレンダーを見ると、今日26日は「彼岸明け」。「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、夏の最後の粘りか、昼間は日差しが強く暑い。山ではまだツクツクボウシの鳴き声が響いていました。

  それでも稲は黄色く実り、各地で稲刈りのコンバインが稼働しています。そして、時節を違えず花を咲かせる彼岸花。どんなに異常気象でも、毎年彼岸前後に必ず咲くのが不思議でなりません。

彼岸花と丹波路快速
彼岸花と丹波路快速

  秋らしい澄んだ青空の下をゆく特急「北近畿」。あと2年足らずのうちに、この車両は置き換えとなるようです。

北近畿

  そろそろコスモスも咲いています。

北近畿とコスモス

  なお、人身事故の影響で列車が止まっていたらしく、下り列車が待てども来ない時間帯がありました。その後立て続けに列車が来て、それからはほぼ平常のダイヤとなりましたが、時刻表が使い物にならない(=いつ列車が来るか分からない)状況での撮影は厳しいものです。

たまには野球の話

  年に一、二度の野球の話題です。

  今年はいちはやく、巨人が優勝を決めました。一時中日に迫られた時期もあったものの、ほぼ危なげない展開。リーグ3連覇は、かつての巨人V9時代以来のことだそうです・・私の生まれるまえのこと。

  原監督2次政権になってから、特に育成に力を入れるようになり、それが面白いように成功してのV3。若手の成長が原動力になっての躍進なので、良い循環に乗って、今後も巨人の黄金時代が続きそうです。ですが、「育てながら勝つ」というのは、言うは易し。それがたやくすできれば苦労はありません。

  これを原監督の手腕として評価する向きは多いものの、思い返せば長嶋時代には、実績あるFA選手・外国人選手を、金にあかして地引き網のごとくかっさらい、それで勝てていたかといえばそうではなく、今になってようやく、チームとして比較的健全なかたちになったと言えます(もっとも、今でもラミレス、小笠原、グライシンガーなど、他から引っ張ってきた有力選手も多いのですが、「依存している」という印象は薄くなりました)。

  一次政権時代から、原監督は自前の育成を目指していましたが、そのときには挫折して、解雇同然に退きました。当時はまだ、読売グループが、テレビの視聴率低下を何とか食い止めようと躍起になっていた時代。FAで獲ってきた大物を使え、という有形無形の圧力が強く、その方針に折り合わなかったのでしょう。

  結局、野球中継の視聴率低下には歯止めがかからず、プロ野球は地上波テレビから見放されました。全国メディアの影響力をバックに「球界の盟主」として君臨した読売巨人は、その威光を大きく失ったわけですが、「いち球団」になったことでかえって、二次政権の原監督はさほど圧力を受けることなく、理想のチーム作りに取り組めるようになったのではないかと思います。育成枠の選手を大胆に起用することなど、かつての巨人では考えられなかったことです。

  原氏の当初の失敗と現在の成功の違いは、そうした時勢の変化による要素も大きいと思いますが、やはり自前の戦力を育てあげなければ本当の意味での活力は出てこないのでしょう。一方で、これまでよそが育ててきたものを一方的に獲得していた巨人が、今度は奪われる側として、戦々恐々しなければならないようになるかもしれません。

新兵器導入

カシミール3Dで見る・自分で描く空から眺める鉄道ルートカシミール3Dで見る・自分で描く空から眺める鉄道ルート
(2006/03)
松本 典久杉本 智彦

商品詳細を見る


  ↑の本を入手しました。

  「カシミール3D」は、地図データから、3Dの地形CGを描画できるソフトです。方角、高度などをシミュレートし、あらゆる角度からの地形図を作ることができます。

  先日の信州旅行の旅日記を作成した際、たとえば北アルプスの連なる山々の、どれが何という山なのかを後で調べるのに苦労しました。サイトに公開するからには、不正確なことは書けません。地図をぐるぐる回し、方向などからおよその見当はつけるのですが、確信が持てません。その場所からは見えるはずのない、見当違いの山名を挙げているかもしれません。

  カシミール自体は、無料で公開されているフリーソフトです。試しに使ってみよう、とダウンロードしてみたのですが、地図は出るけれど肝心の立体図が出ない。それを出すには、立体用の地図データを別途用意しなければならないらしい。そのデータは・・といえば、やはりタダで手に入るものではなく、市販のカシミール解説書などに付いてくるとのこと。さすがに完全無料でとは虫が良すぎるか。

  そんなわけで結局、上にある本を購入したわけですが、これがあれば一応、全国の地形図を作成することが可能です。前述のように「この方向に見えるのは何という山か」といった調査用に使えるほか、地勢の把握や地図作製といった用途に役立ちそうです。今後のサイト作りの新兵器となってくれるでしょう。では、幾つか作例を。

大町より

  信濃大町付近にて。実写(上)とCG(下)の比較。ほぼ同じ形になりました。山の名前も、これでバッチリ分かります。

天竜

  天竜峡から、天竜川の谷を進む飯田線の様子を俯瞰。真ん中を縦に貫くV字の谷は、中央構造線によるものらしく、不自然にまっすぐ続いているのが断層たるゆえんでしょう。

梨の話題

  秋の果物が美味しい季節になってきました。

  ここ数年、この時期には親族に梨を送るのが我が家の恒例となっています。毎年お願いしに行くのは、神戸市神出(かんで)町の「神戸観光なし園」です。

  9月中旬過ぎまでは大人1,000円で食べ放題の梨狩りができます。十数年前に家族で梨狩りに来ましたが、そのときは確か4個ほどで一杯だったと記憶します。現地での直売は10月まで続き、化粧箱入りを地方発送してもらうこともできます。時期によって品種が替わり、今は「豊水」のシーズンとなっています。

  ここの梨はとにかく立派で、そして甘い。発送をお願いすると1つ食べさせてくださるのですが、包丁を当てるとしぶきが上がるようなみずみずしさで、「豊水」の名の通りです。これでも今年は、日照不足でやや甘さが弱いとのことですが、私としては、ここのものに勝る梨に巡り会ったためしはありません。

  箱入りのほかに、持ち帰り用の袋入り(1,000円~)も売られています。

nasi

  贈答用はもっと立派です。

「百景」裏話

  「十年の旅百景」も、70に達し、残るは三分の一を切りました。

  さて、今回の「百景」の中には、幾つか「対比」や「関連」を持たせた写真があります。その幾つかを紹介しましょう。

  #033「勝ち誇る橋脚」
  #062「霧島と桜島」

  一見関連性のない2つですが、高速化を求め、風景に目もくれず突き進む現代の道と、地理的制約を受け、それゆえに風光明媚な車窓を展開してくれる明治の道との対照です。

  #050「見慣れた街」
  #051「震災を越えて」

  神戸と新潟。ともに地震の被害を受け、そこから立ち直ろうという姿。偶然にも、この2つが連続したというのが興味深い。

  #015「北の都に浮かぶイルミネーション」
  #053「光の森、舞う雪」

  札幌と仙台、雪国のイルミネーション。年末年始のイルミネーションは各地で見られますが、暗く寒い北の地ほど、光への憧れは強いのではないかと思います。

没ネタその3

  まず・・少しずつ取り上げると言いつつ、結局1週間、お茶を濁すことさえできずに更新を放置した管理人をお許し下さい。

  というわけで、改めて没ネタの披露です。

  お気づきかもしれませんが、今回の「十年の旅百景」では、列車メインの写真はあえて控えています(使っているのは、その列車がそこにいることに何らかの意味がある場合です)。中心に据えるのが、あくまで「旅」のほうだからです。

  そんな中今回は、没写真の中で、列車が主役となっているものを取り上げます。

botu7

  2001.10.9 山陰本線の大山口にて。国鉄時代のローカル路線を彷彿させる、いわゆる「たらこ色」のディーゼル車です。国鉄塗装を復元した「リバイバルカラー」の流行る昨今ですが、鳥取の車両はこれがもともとレギュラーであり、かえって新鮮さを覚えます。なお、少し前の記事で取り上げた「SL譲ります」のSLは、この大山口駅に展示されていたものです。

botu8

  2002.8.5、夜明駅。猛暑の盛夏、日田彦山線の峠を越えてきた気動車。九州列車の白基調のカラーリングは、空の青、草木の緑との対比で映えます。九州の新型車は、遊び心満載の派手なデザインで知られますが、自然にマッチするのはやはりこちらのほうです。

botu9

  2003.5.4、梅小路蒸気機関車館。館内の線路を往復1km走る「スチーム号」。耳をつんざく汽笛と、威勢良く上がる煙こそ、SLの見せ場。

没ネタその2

  今後1週間ばかり、個人的に多忙となることが予想され、サイトやこのBLOGの更新はあまりできないと思います。あらかじめお断りしておきます。

  とはいっても、放置してしまうのでは来て下さる方に申し訳ないので、今ようやく60まで達した「十年の旅百景」の没ネタを、少しずつ紹介してお茶を濁してゆきたいと思います(^_^;

botu4

  2004.12.29。山形県酒田の風景。交通と物流の要衝として古くから栄えたという酒田の風情を残します。このあたりから雪が断続的に降り、晩の「仙台光のページェント」の雪景色につながります。

botu5

  その光のページェントの風景。#053とどちらにするか、最後まで迷った写真です。雪が舞っている様子が分かる方を取ったため、こちらは惜しくも選に漏れましたが、これも気に入っている画です。

botu6

  2005.8.29。豊肥線車窓の阿蘇山。こちらも風景としては文句なく採用レベルでしたが、他とのバランスで選外となりました。阿蘇独特の、ごつごつした火山となだらかな丘陵との対比が面白い。