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トラベラーズ ノート まくら木日記

日記・雑記・駅々めぐり。

カレンダー壁紙 2010/11

  今回は月替わりに間に合わせました。

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  少し前に話題にした、「みまさかスローライフ列車」、昨年秋の様子です。ゆっくりしたスピードで、キハ58系が物見峠へと挑んでゆくこの光景も、来週末(11月6,7日)の「スローライフ列車」が最後。現時点では、まあまあの天気になる予報が出ており、大にぎわいになることでしょう。
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新・余部橋梁(3)

  餘部駅に、城崎温泉行きの普通列車が入ってきました。

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  ホームには、ツアー客っぽい団体さん。旧鉄橋の時にはよく見られた光景ですが、今は架け替わった新しい余部橋梁を見物し、実際に渡ろうというコースなのでしょう。観光スポットのひとつとして定着した感があります。先頭車両しかドアの開かないワンマン列車なので、先頭寄りから乗り込んでいます。

  そして、出発。

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  真新しいコンクリート橋にさしかかってゆきます。ダダン、ダダンと鉄橋らしい轟音を響かせることはなくなりました。見る側には物足りないですが、住民にとっては良かったことでしょう。ちなみに、橋梁部には時速25キロの制限がかかっています。

  この10分ほど後に、特急「はまかぜ4号」が来ます。こちらは橋の下から通過を見送ろうと、急ぎ下ります。が、やはり高低差40mの山道、下りとはいえきつい。

  浜まで下ってきたところで、「はまかぜ」登場。ゆっくりとしたスピードで通過して行きます。

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  新橋梁と、キハ181系の定期「はまかぜ」との組み合わせは、わずか3ヶ月ほど。新旧交代を印象づける光景ですが、位置取りが間に合わず、電線が入る中途半端な写真に(泣)

  今回は叶いませんでしたが、いつか列車で渡ってみたいものです。

木枯らしと台風

  ここ数日は、急に寒くなり荒れた天候となっています。近畿地方では26日に「木枯らし一号」を観測。今まで遅めの気候の推移でしたが、これは1955年以降、5番目の早さだったそうです。

  私はといえば、この種の急激な変動に弱く、体が「冬眠モード」に。暖房器具を引っ張り出し、暖を取りながら過ごしています。

  かと思えば、南海からは台風14号が北上中。週末にかけて、かなり接近してきそうな予報です。10月も末になって台風が本土に接近してくるのは希ですが、例年の経験則が通用しないのが今年の気象。

  先日、観測史上希に見る記録的な豪雨に見舞われた奄美地方。フィリピン近海にいた台風13号が、秋雨前線に風を送り込んで、はるか北に影響を及ぼしました。似たケースは、2004年に豊岡など広範に洪水をもたらした台風23号。これも10月後半のことでしたが、秋の「台風+前線」は、凶悪な組み合わせになり得ます。

  長居する「夏」と、早い「冬」が、激しくせめぎ合い、そこで嵐が起きる構図。日本にはそのうち、夏と冬しかなくなるのではないかとさえ言われますが、今週は、そんな厳しさを肌で感じる一週間となりそうです。

新・余部橋梁(2)

  余部橋梁の麓の集落から、相変わらず山道のような歩道を登って、餘部駅へと向かいます。

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  新橋梁は、旧橋の南側に架けたため、餘部駅の配置が変わりました。旧線路の南側(写真でいえば右側)に、山の斜面を削るようにしてホームが設けられていましたが、さらに山を削ってそこに新たに線路を敷設、ホームは線路の北側に替わりました。ホーム脇には、コンクリート製のそっけない待合室が設けられています。

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  元の線路は、ホーム北側に残っています。鎧駅側にあるトンネルに向けて、まっすぐ続いているように見えますが、鉄橋部で途切れてしまいました。

  新橋梁は旧橋に並行して架けられたものの、すぐ東側にトンネルがあるため、その手前で軽くS字にカーブしています。切り替えの工期を短縮するため、あらかじめS字形の橋桁を南側に準備しておき、旧鉄橋のその部分だけを撤去して橋桁をスライドし、すぐに連結する方法が取られました。

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  旧鉄橋の鋼材を利用したベンチ。実用と「記念碑」を兼ねています。実際に座るには、夏は熱く、冬は冷たそうですが。

  続く

新・余部橋梁(1)

  香住の町は通過し、国道178号へ。峠を越え、脇道に入って鎧駅へ立ち寄ります。ここでの話は、後ほど扱います。

  その後国道に戻り、余部へ。今、香住から余部にかけて、178号のバイパス(余部道路)が建設中。これが開通すれば、狭いトンネルで峠越えせずに済む(雪の時期は助かるでしょう)だけでなく、香住東西の移動に市街地を通る必要もなくなります(もとの178号は、香住町内では生活道路のような、まるで国道らしからぬ道路でした。)。餘部駅ができるまで、余部集落の人々は汽車に乗るのに、鉄橋とトンネルを通って鎧駅へ向かっていたといいますが、その時代からは隔世の感があります。

  そのインター予定地から少し進むと、集落の頭上を横切る余部橋梁が出現します。

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  8月に架け替えられたコンクリート製の新橋梁が、ついに目前に。威容を誇った赤い鉄骨の橋脚は、左側の3本を残して撤去されています。

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  こちらが1年前の同位置。「さようなら余部鉄橋」の文字がそのままなのが、ちょっと。

  集会所跡?に設けられている観光者用駐車場に車を置き、橋梁のふもとへ。「鉄橋」を「鉄道橋」の略だとすれば、新橋梁も「鉄橋」と呼んで間違いではないのですが、先代が文字通りに「鉄の橋」だったので、区別のために新しい方は「橋梁」と呼ぶことにします。

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  脚が減り、ずいぶんシンプルな形状になりました。住民にとっても、これでかなり安心感が増したと思います(列車転落事故は、経験者には少なからずトラウマになっていると思うので。)

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  餘部駅へと登って行く途中から。旧鉄橋は、餘部駅側の三脚分は記念に残され、展望台として活用されるようですが、それ以外は撤去が進められています。日本海側の風雪に約百年耐え抜いた鉄骨は学術的にも価値があるらしく、研究所などからの引き合いもあるようです。

  続く

山陰海岸~今子浦・大引の鼻

  切浜からさらに西へ。一旦内陸に入って峠を越え、安木浜、そして佐津、柴山と進みます。今でこそ、こうして入り江の集落が道路で結ばれていますが、そうでなかった時代はまさに、陸の孤島だったのではないかと思います。

  香住の手前に、今子浦という場所があります。「日本の夕日百選」に選ばれているとのことで、ちょっと立ち寄ってみます。キャンプ場が整備されており、その先には入り江の砂浜が。

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  今子浦の「かえる岩」。外海に向かって座るかえるのように見えます。昔は、船乗りたちが無事「かえる」ようにと、この岩に願を掛けていたそうです。

  この先に、「大引の鼻」とよばれる岬の展望台があるとのことで、民宿の脇を歩いて向かいます。200mほどの距離でしたが、結構な上り坂で、運動不足の身にはきつい。

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  かなりの絶壁です。

  展望台には、カメラを構えるおじさんの姿。宝塚を早朝に出てこられたそうですが、この展望台に来た途端に空が曇って、今ひとつだと残念がっておられました。

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  東側の絶壁。

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  西側に見えるのは、手前から黒島、白石島。

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  荒波が岩場を洗います。

  スカッと晴れていればさぞかし映えるであろう風景。絶好のロケーションだけに、曇り空が恨めしい。宝塚の方は、厳しいだろうが夕日の時まで粘ってみるとのことでした。

  続く

山陰・切浜海岸にて

  玄武洞からさらに北上、竹野海岸へ。ところが、これまで晴れていたのが、昼近くになって薄曇りに。この秋は、晴れるという予報が出ていても、ほぼ必ず昼前以降は曇りになるパターン。日本海側でも変わりないようです。

  こうなると、せっかく海に来たのに風景も冴えませんが、せっかくなので昨年立ち寄った切浜海岸を再訪(記事)。先回は遠くから眺めた「淀の洞門」に近づいてみます。

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  砂浜の先に漁船の係留場があり、その向こうに口をあける岩場。底へ向けて細い歩道が続いています。


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  その歩道から眺める入り江。

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  日本海の浸食作用によって造り出された天然のトンネル。水平線がその向こうに望まれ、打ち寄せる波が飛び込んできます。

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  そして穴の中で岩場を洗います。波打つ轟音と、ざわめく水の音が、中で反響します。

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  はさかり岩。先回より近づき、はさまっている様子が判りやすいように撮影。やはり「ジオパーク」効果か、見物者の姿もちらほら見られました。

  続く

最後の秋

  2007年から、春(5月)、秋(11月)に因美線津山~智頭間で運転されてきた「みまさかスローライフ列車」。途中下車しながら地域の手作りイベントを楽しむという趣向で、私自身も2008年秋に乗車しており(記事1 記事2)、昨年秋には撮影目的で出かけたりもしました。

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  使用されてきたキハ58系車両(2007年春は四国から借りてきたキハ58+65、以降は元・急行「みよし」に使われていたキハ58+28)は、ファンに人気が高く、その希少価値も手伝って沿線には数多くの「追っかけ」が姿を見せる盛況でしたが、今年11月6,7日の運転をもって、「スローライフ列車」としての運行を終了します。→JR西日本サイト

  天候等にもよりますが、今回は鉄道ファン的にはこれまでにない注目度となることでしょう。特に、11月6日はキハ181系「はまかぜ」の最終日ともなるので、両者を目当てに遠方からも多数の来訪が予想されます。ただし私自身は、行く予定はありません。

  使用車両の引退運転は、11月20,21日の「ありがとう「キハ28・58」号」となり(記事)、その後は津山駅構内の扇形車庫にて保存される予定です。同所には現在、1両だけの製造となったDE50機関車、大糸線で今春まで活躍していたキハ52-115、客車から改造されたキハ33-1001などが展示されています。キハ52,キハ33はそれぞれ、私も乗ったことのある車両です。

DE50機関車
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キハ52気動車
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キハ33気動車
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  「スローライフ列車」が来年以降どうなるかは未定。別の車両を使って継続されるかもしれませんが、ファン的関心はこれまでより薄れるでしょう。しかし、もし運転されるなら、扇形車庫の車両に会いに行って、もう一度スローライフの旅を楽しんでみたいものです。

玄武洞へ(2)

  玄武洞続き。

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  「北朱雀洞」。朱雀(すざく)とは中国の伝説上の神鳥、その翼に見立てた形状。ちなみに、玄武洞公園にある洞窟の一連の名称(玄武・朱雀・白虎・青龍)は、中国の「四神」からとられているようです。

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  玄武洞公園の中心をなす「玄武洞」。柱状節理が縦横無尽にみられます。さすがにスケールは一番で、そそりたつ絶壁と不気味に口を開ける洞窟にインパクトがあります。

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  そして「青龍洞」。垂直方向の柱状節理がすっくと立つ様が見事。

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  もはや芸術作品の域。

  玄武洞の名は、江戸時代の儒学者・柴野栗山(りつざん)による命名で、のちに「玄武岩」の名の由来ともなっています。昔は採掘されていたようですが、今は国の天然記念物なので、石を記念に持ち帰ることはできません。

  玄武洞・青龍洞を中心に、団体さんなどが結構訪れていました。玄武洞公園だけなら30分、じっくり見回っても1時間もあれば見終わってしまう場所なので、城崎温泉を訪ねる人たちが立ち寄るコースの一部となっているのでしょう。渡し船はちょっとPR不足? 私も後から知ったので、もう少しアピールがあってもよいのでは。

  続く

玄武洞へ(1)

  竹田城を降りた後は、円山川に沿って北上します。昨年はこの道中もかなり後まで霧が立ちこめ、なんと湿っぽい場所かと思いましたが、今回はそこまでの霧ではなく、晴れ空がのぞいてきました。

  豊岡を通り過ぎ、玄武洞へ。2005年に家族で城崎温泉を訪れた際に立ち寄っていますが、山陰海岸がつい先日「世界ジオパーク」に登録決定したので、せっかくなのでそれに因んで、地質の勉強をとしゃれこんでみます。

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  圧倒的な存在感でそそりたつ「玄武洞」。ここを中心に、「北朱雀洞」「南朱雀洞」「白虎洞」「青龍洞」と、大小計5つあります。

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  南朱雀洞。規模は小さいですが、水がたまって「秘境」のような雰囲気。

  さて、ここで解説。(といっても、看板などに書かれていた説明の受け売りですが。)これら岩石にみられる規則的な模様のことを「節理」といい、ここ玄武洞ではそれが柱を束ねたような「柱状節理」となっています。これは、火山の噴火で流出した溶岩が、冷えて固まる際に収縮し、均質になればその断面は六角形になります。柱は溶岩の表面から中心に向けて生成され、中心近くでは水平方向に形成される・・とのこと。

  南朱雀洞は溶岩の先端部であったと思われ、その脇では節理のない、ごつごつの岩石になっています。

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  白虎洞。こちらは、柱状節理の断面がよく判ります。かなり規則的な形状の羅列になっているのが見て取れます。

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  円山川を挟んで対岸を走る山陰本線。かつては玄武洞駅から渡し船が出ており、廃れていたものの最近になって復活しているようです。

  →「玄武洞ミュージアム」サイト

  続く

竹田城再び・続

  引き続き竹田城の雲海を。

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  おなじみのロケーション。竹田城は虎が伏しているような縄張り(配置)から、「虎臥(とらふす)城」の別名があり、この山そのものも虎臥山とよばれます。標高353.7m。

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  石垣の間から東の山々を望む。

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  北側の麓を見下ろすと、連なるアーチ橋の姿が雲の隙間に。姫路から和田山に至る播但連絡道路は、虎臥山の西側をトンネルでくぐり、この「虎臥橋」を経て終点・和田山ICに至ります。

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  わずかな間、霧が山頂まで上がってきました。これも独特の風景を造り出します。

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  霧が薄れ、青空が。

  ということで今回も、期待に背かぬ絶景を披露してくれた竹田城でした。

  麓に降り、JR播但線の沿線へ。

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  朝日に照らされる「はまかぜ」。見納めにしたはずでは? いえいえ、今回は突発なので(苦笑)

  続く

竹田城再び

  久々に一日丸々時間の空いた今日、前日に晴れて冷え込むとの予報を見て、突発的にお出かけを敢行しました。

  まず目指したのは、昨年10月に、早朝の雲海を堪能した朝来市の竹田城(記事)。出遅れてしまい、到着したのは7時前、すでに朝日が昇っていました。駐車場から急ぎ、息が上がったまま城跡へ。体力欠乏&運動不足の身には、出だしからきつい。

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  昨年と比べると、霧の出方が薄い。そのぶん太陽がくっきり出てくれれば良かったのですが、上空は薄雲がかかり、ぼんやりしています。

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  昨年は文字通り「雲の海」でしたが、今回は霧が薄いぶん、下界の様子がうっすらと透けて見えます。これはこれで面白い。

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  まだ陽の回らない側は、モノクロに近い幻想的な雰囲気。

  続く

あぁ迷走…

  残念な話。

  「たこフェリー11月休止へ 明石‐淡路間」神戸新聞記事
  「たこフェリー残り1隻も売却へ 会社清算検討」→ 

  明石海峡を運航してきた「たこフェリー」が、11月中旬をもって「休止」することになりました。船は処分(1隻はすでにタイへ売却)、従業員は解雇ということなので、事実上の廃止・清算となりそうです。

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  明石海峡大橋開通前は、明石と淡路を結ぶ貴重なフェリー路線として活躍、多客時には数時間待たされることもあった動脈航路で、昔家族で淡路へ海水浴やキャンプに行くときにもお世話になりました。大橋の橋脚が立ち、ワイヤーが張られた下をくぐり、まだ見ぬその橋の全貌に思いを馳せたものですが、その開通は必然的に、フェリーの経営を厳しくするものでした。

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  94年の様子。真ん中の四角部分は、家族が写っているので目隠し。

  それでも一定の需要はあったらしく、細々と運航が続けられてきましたが、ダメを押したのが高速道路の値下げ政策。同じく明石海峡で運航する「ジェノバライン」との統合が検討されてきましたが、この点での行政側の対応もまとまらず、結局タイムアップとなった模様です。

  ※ 「ジェノバライン」は現在、明石~岩屋間を結ぶ高速旅客船。この航路はもともと、たこフェリーが旅客単独の利用を認めるようになった事で経営難に陥った「明淡高速船」を引き取ったもので、こちらも決して楽ではなく、もとあった富島への航路を休止するなど、苦しい経営が続いています。

  利用者の減少に、燃料費高騰などの逆風にもなんとか持ちこたえてきた「たこフェリー」でしたが、迷走する交通政策の狭間で、さしのべる手もなくついに力尽きてしまいました。遅かれ早かれだったのかもしれませんが、あまりに報われない幕切れだったように思えます。


  困った話。

  「九州新幹線:「みずほ」に異論 「格」にふさわしくないと」毎日新聞記事

  九州新幹線全通を来春に控えて、突如降って湧いた「みずほ」の話(過去記事)に、やはりブーイング続出の模様。

  公募で決まり、それまで大々的にアピールしていた「さくら」を差し置き、行き当たりばったり的に‘格下’の愛称だった「みずほ」を上位に置いた違和感。寝台特急時代は熊本止まりだった「みずほ」の採用に、寝耳に水の鹿児島県は、当然ながらおかんむり。まさに、誰からもお呼びでなかった状況です。

  これに対し、JR側も「まだ決定事項ではない」と歯切れが悪く、見直しに含みを持たせていますが、いずれにせよ、早く正式な情報を知りたい、宣伝を打ちたいと考えている側には迷惑な話。開通まで5ヶ月を切り、そろそろダイヤの全貌が見えてくるべき時期にきて、いまだ列車名ですったもんだしている迷走ぶり。先行きに少なからぬ不安を抱かせる事態です。

  ちなみに、

  「新幹線「みずほ」朝夕計8本を検討 ビジネス客に照準」朝日新聞記事

  とのことで、「みずほ(仮)」は新大阪~鹿児島中央間に4往復の運転となる見込み。

10月も半ば・・

  ・・なのですが、なかなか「秋」の深まりを実感できません。そろそろ彼岸花も終わりそうですが、全体的に半月分ほど、季節の巡りが遅れている気がします。

  気温もまだ最高25度以上の「夏日」に近く、秋らしくスカッと抜けるような青空ではありません。先日も少し出かけたりはしましたが、満足度は低く、もうちょっと待つべきかな、と思う次第。

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  2年前の10月中旬。これくらいの青空が出てくれるといいんですがね~。  

神戸電鉄撮影ポイント

  「トラベラーズ ノート」では現在、神戸・播磨の列車撮影スポット紹介の充実化を進めていますが、このほど、「神戸電鉄」の項を追加しました。→ページ

  神戸電鉄は、鉄道としては異例の急勾配を抱え、しかもそれが区間の大半を占めます。自然が近く、それでいてニュータウン開発が進み、新旧が混在する面白い沿線風景が繰り広げられます。

  しかしインターネットで検索しても、神戸電鉄の撮影場所をまとめて紹介するサイトは、あまり見つかりません。(単に私の探し方が悪いだけかもしれませんが。)というわけでこのほど、私自身がよく行く場所を中心に、紹介してみることにしました。もちろん、ここに紹介したほかにも面白いポイントは沢山あると思いますが、こうしたまとめページが、どなたかの参考になれば良いかなと考えています。

  ちなみに、駅撮り(駅ホームなど、構内からの撮影)は基本的に「撮影スポット」には含めていませんが、神鉄では有馬線鵯越(下)、三田線五社などがおすすめです。

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最後の?181はまかぜ

  少し前に取り上げた、特急「はまかぜ」ですが、昨日、姫路駅へ見に行ってきました。

  通常4両編成で運転される「はまかぜ」が、さる3連休中は6両で運転されることになっていました。冬場のかにシーズンには、5-7両への増結が多かったものの、その時期を前に「はまかぜ」を退くことになってしまったので、判っている範囲ではこれが最後の増結。今回は最後の「追っかけ」はしないでおこうと考えていましたが、11日は天気もまあまあ良くなったので、出向いてきました。

  まずは市川橋梁でちょっと撮影。

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  出るときにはいい感じに晴れていたのに、この後はうす曇り。彼岸花の色の出方も微妙です。

  そして姫路駅へ。カメラを持つ、「らしい」人たちがホームにちらほら。

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  はまかぜ3号、大阪側から入線。

  この列車は姫路で向きを変え、播但線に入りますが、その間12分の停車。今時の特急らしからぬのんびりダイヤですが、神戸線と播但線のどちらかのダイヤが乱れたときのための、余裕をみているのかもしれません。単線の播但線に遅れが持ち込まれると、回復が大変なので。

  なにぶん旧式の車両なので、ディーゼルの排煙がひどい。停車中ホームに排気がとどまり、空気が悪い。懐古趣味は健康被害と隣り合わせです(苦笑)。

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  堂々の6両編成。しかし車内はガラガラでした。舞鶴若狭道の無料化、その先は和田山まで無料(途中のトンネルだけ有料)の高規格道で通じており、影響は少なからずあるのではないかと思います。

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  播但線へと向かう「はまかぜ」。さようなら6両編成。

  残り1ヶ月を切ってしまった、キハ181系の「はまかぜ」ですが、私としてはとりあえず、これで見納めということにしておきます。(何かの機会があれば行くかもしれませんが。)残るは11月以降、臨時列車として運転される「かにカニはまかぜ」ですが、こちらは光線的にあまりよくない(時間的にどうしても逆光になる)ので、気が向いたら、ということにしておきます。

10-10-10の日

  今日は10年10月10日。10が3つ並ぶという見事な日付でした。

  だからといって何か特別なことはなく、平凡な一日でしたが。(笑)

  ただ、父の職場の元部下の人が、今日結婚式だとのこと。(今日は「大安」だとのことで、よく会場が取れたものだなと。)最近の式では、両人の生い立ちを紹介するビデオを流すのが流行っているらしく、今回そのビデオ(スライドショー的なものですが)を私が作成しました。はてさて、反響やいかに・・

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  話題とは全く関係ありませんが、先日撮影したコスモスの花。やはり今年は遅れ気味のようで、本番はこれから。

XP君とセブン君

  仕事柄、パソコンだけはそろえている私。初めて自分用に購入したWindows98も、まだ手元に置いています。

  今年1月にWindows7のパソコンを購入しました(記事)。DELLのInspiron(インスパイロン)546という機種です。しかし実は、個人用として主力で使っているのは依然、XPマシンのほうだったりします。

  こちらは同じくDELLの、Optiplex GX260という機種です。XPについては、ハードディスクやDVDドライブなどを、ネットオークションで入手した中古DELLマシンの「箱」に次々に乗せ換える、自称「ヤドカリ作戦」でしのいできましたが、先代のGX270が、コンデンサー不良により半年ほどでリタイヤしてしまい(記事)、性能的には若干ダウンになったものの現在のGX260に乗り換えたという経緯があります。

  それから1年余り、このXPマシンは今もよく働いてくれています。やはり慣れというのは大きいもので、なかなか7に移行することができません。ただし、ビデオのエンコード処理など、マシンパワーが求められる作業ではさすがに、差は歴然としているので、ビデオ編集は7マシンで行なっています。

  通常の作業は何不自由なく行なえるXPマシン。しかし・・

  インターネットを使う際、ホームページ(最初に表示されるページ)を「Yahoo! JAPAN」にしているのですが、最近このページを表示するときに、かなりモッサリとした動きになることがあります。おそらく原因は、右側にある動画形式の広告。

  パソコンの宿命ではありますが、こうしたコンテンツは「現在の水準」に合わせたものとなるため、古い機械だとおのずと、能力不足が明らかになってきます。人が何かの無理をしたときに、以前なら難なくできていたことができなくなって、そこに老化を覚えるのと似ています。(リアルにそんなことが多くなってきました・・)

  こうした状況に直面すると、やっぱり7マシンへの本格移行を考えなければならないかな~と思えるこのごろ。パソコンはそうやって乗り換えてリフレッシュできますが、人間のほうはそうもいきません(苦笑)

山陰海岸、世界ジオパークに(4)

  山陰海岸シリーズ、最後は鳥取県内を。

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  東浜海岸。文字通り鳥取県の東端に位置し、砂浜としてはかなり長い距離に及びます。今月の弊サイトトップ画像も、この海岸を線路側から望んだものです。

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  砂浜の西側は、「西脇海岸」という入り江になっており、訪問時は激しく波が打ち寄せていました。

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  JR山陰線だと、東浜から鳥取方面へ向けてしばらく、北側の車窓にこの海岸風景が望めます。ただしこの先は内陸に入ってしまい、鳥取まで海を見ることはありません。

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  鳥取砂丘。鳥取といえばこれというくらい有名な日本最大級の海岸砂丘。左側の丘陵は「馬の背」と呼ばれ、歩く人たちがゴマ粒のように見えます。この裏側の、海に面する斜面では、パラグライダーを楽しむ人々の姿も。

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  というわけで、今回「世界ジオパークネット」に認定された山陰海岸を辿ってきました。調べてゆくと、まだまだ未訪問の場所、何気なく通り過ぎてきた場所で、面白そうなところが沢山あります。またいずれ、じっくりと巡ってみたいものです。

山陰海岸、世界ジオパークに(3)

  鉄橋で有名な余部(あまるべ)付近。何かと立ち寄る機会が多いだけに、写真も多く残っています。というわけで、まとめて紹介します。

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  1993年3月、私にとって初めての余部来訪。餘部駅上方にあり、鉄橋と入り江が望める、通称「お立ち台」から。この2010年8月に新橋梁が開通しましたが、お立ち台は現在閉鎖中とのこと。

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  2004年5月撮影。余部の集落はこのように、入り江の谷間に位置します。その両側の山をつなぐかのように、集落のはるか頭上をまたぐ鉄橋。出入りの激しい海岸からすぐに山がそそりたつリアス式海岸にあって、このようにしか線路を通せなかったという苦労が偲ばれます。

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  2005年12月、鉄橋上をゆく列車の窓から、雪化粧した集落を見渡す。日本海の激しく波立つ様が見て取れます。

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  それを浜辺で見るとこんな感じ。絶え間なく吹き寄せる風、打ち寄せる波。その轟音が谷間じゅうに響きます。2008年12月撮影。

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  同じ浜辺も、晴天のもとでは様相が一変。岬の岩場は、規則的な模様をなしています。

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  余部集落から北西方向に、海岸沿いに道が続いています。平家の落人が住んだという御崎集落と、その先の御崎灯台へと続きますが、その途中、対岸を望む。突き出た岩場には、斜めの断層のような模様が見られます。「ジオパーク」的には、これも値打ちのあるものなのでしょう。上2枚は2009年10月撮影。

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  御崎灯台。1997年、家族で香住を訪れたときに立ち寄りました。海面から光源までの高さが284mあり、「日本一高い灯台」なのだそうです。

  (まだ続く

山陰海岸、世界ジオパークに(2)

  引き続いて、山陰海岸を辿ります。

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  日和山(ひよりやま)海岸:あまり流れのないゆるやかな円山川河口部から、いきなりの断崖絶壁。日本海の荒波が打ち寄せます。ここから竹野にかけて、但馬海岸道路が絶壁を這うように続きます。

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  切浜海岸:竹野の西側に位置する砂浜。一時期、海水浴客の便宜のために、付近を走る山陰本線に「きりはまビーチ」という臨時駅が開設されていました。

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  淀の洞門:切浜海岸の先にある洞穴。列車の車窓からも望めます。

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  はさかり岩:切浜海岸の西側に。どうしたわけか、突き出た岩場の隙間に挟まった大岩。

  (続く

山陰海岸、世界ジオパークに(1)

  先日、浜坂駅の記事を書いたとき、ふと、そういえばジオパークの話はどうなったのかな、と思ったのですが、このたび、山陰海岸(京都・兵庫・鳥取)が、めでたく「世界ジオパークネットワーク」の認定を受けた模様です。

  →「山陰海岸ジオパーク」サイト

  「ジオパーク」とは、科学的に見て特別に重要で貴重な、あるいは美しい地質遺産を複数含む一種の自然公園です。地質遺産保全と地球科学普及に利用し、地質遺産を観光の対象とするジオツーリズムを通じて地域社会の活性化を目指しており、ユネスコの支援のもと、主に欧州や中国で積極的に取り組まれています。(上記サイトより)

  学術的価値と、それを活用する地域の取り組みが重視されるようで、日本では1990年代に新潟県の糸魚川でこの種の運動が始まっており、その糸魚川を含めた3カ所が昨年、世界ジオパークとなっています。山陰海岸は2008年に「日本ジオパーク」に認定、2009年10月28日に世界ジオパークネットの候補地に認定されました。奇しくもこの日に、私は京都から鳥取にかけてを訪問しています。

  山陰海岸ジオパークの特徴は、まさに「地形・地質の博物館」です。ここでは約2,500万年前にさかのぼる日本海形成に関わる多様な火成岩類や地層、日本海の海面変動や地殻変動によって形成されたリアス式海岸や砂丘をはじめとする多彩な海岸地形など、貴重な地形・地質遺産を多く観察することができます。(同)

  山陰海岸は、もともと国立公園に認定されていたものの、3府県にまたがる広域のエリアであるため、足並みをそろえるのが難しかったと思われますが、そのぶん実に多彩な自然を抱えています。詳しい説明は上記サイトでご覧頂けますが、以下は私が訪ねて撮影した写真で、東側から紹介します。(過去にこのBLOGで紹介したものと重複します。)


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  経ヶ岬。丹後半島の先、近畿の最北端であるとともに、認定エリアの東端です。経ヶ岬灯台は日本に6か所しかない「第一等灯台」のひとつで、明治の昔から日本海を照らし続ける。

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  久美浜湾。湾というより、細い水路で海につながる湖(汽水湖:淡水と海水が混じる湖)といえる。河口部に堆積した土砂が細長く堤防のようになったのが「小天橋」。成り立ちは、同じく丹後地方の天橋立と似ています。

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  玄武洞。うろこ状の絶壁が特徴。160万年前に噴出したマグマが固まって形成、「玄武岩」の名の由来ともなっています。地質学的には非常に貴重なものらしい。

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  城崎温泉。古代、コウノトリが傷を癒したという伝承に始まり、有馬に匹敵する西の温泉地として栄えてきました。7カ所の外湯があり、冬場はカニすきと合わせて人気があります。

  (続きます

カレンダー壁紙 2010/10

  またしても月初めに間に合わなかった、カレンダー壁紙です。

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  定期運転終了まで残り1ヶ月ほどとなった、最後のキハ181系特急「はまかぜ」。昨年10月に山陰を車で走ったとき、香住駅近くの矢田川橋梁で撮影しました。天気は快晴、正面がやや陰になっていますが、初めてのポイントだったわりには立派に撮れました。

  ここは有名な撮影ポイントだそうですが、この日は他にだれもいませんでした。今年度中は臨時列車として走る機会もありそうですが、これからは撮影者も多くなるのではないでしょうか。

秋の風景を求めて(4)

  さらに北上し、篠山市へと入ってゆきます。

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  だいぶ日が高くなり、青空に山々が映えます。そんな中を進んでゆく電車。

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  道端の彼岸花。

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  篠山口手前まで来ました。このあたりでは稲刈りはほぼ終わっていますが、名物黒豆?の畑が所々にみられます。彼岸花をまじえて、最後に207系をキャッチ。

  このあと私用があるため、この日はここで切り上げ。現在無料化実験中の舞鶴若狭道を通って帰りました。タダというだけあって、心持ち通行量は多めでした。帰り着くころには空は曇り、昼過ぎからは雨。なかなか自分の都合の良い日時に晴天に恵まれないだけに、今回は絶妙なタイミングでした。