FC2ブログ

トラベラーズ ノート まくら木日記

日記・雑記・駅々めぐり。

[お知らせ] サイト運営の見直しについて

  「トラベラーズ ノート」、および当ブログをご覧いただいている皆様には、これまで様々な情報やご感想などをいただき、励みになるとともに、情報の充実化に役立てさせていただいており、感謝いたします。

  しかし、当方の諸般の事情により、更新の難しい状況が続いています。また、皆様からせっかく情報提供や書き込みをいただきながら、十分な対応ができていないと感じています。

  サイトの休止等も含めて検討してきましたが、これまで蓄積されてきた情報を活用していただければとの観点から、当面公開は継続します。が、無理のないレベルにするため、運営の省力化を図るとともに、皆様との交流の機会をあらかじめ限定させていただくことにしました。

  以下に、運営に関する今後の方針を示しています。ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。


「トラベラーズ ノート」本サイト

・一部コンテンツの公開を中止します。

  更新のほとんどない項目や、自身として優先度の低い項目を公開中止とし、サイト管理をスリム化します。

・引き続き、更新は緩いペースで行なってゆきます。


トラベラーズ ノート 掲示板

  掲示板は引き続き運用します。ご利用規約に変更はなく、不適切な書き込みに対する対応は従来通り行ないます。

  ただし、これまで書きこまれた内容には基本的に何らかのレスをするようにしてきましたが、今後は必ずしもご返答できない、もしくはかなり後になって書き込む場合があることを、あらかじめお断りします。(内容は必ずチェックしています。)


<まくら木日記(当ブログ)>

  6月以降、新規の記事に対するコメントの投稿受付を中止します。(過去にいただいたコメントはご覧いただけます。)
スポンサーサイト



GW神鉄ミニ旅行 (4)藍那駅

  粟生線を上り列車で辿ると、志染(しじみ)あたりから沿線に住宅地がひらけ、神戸のベッドタウンの様相を呈します。押部谷からは複線になり、粟生線もそれなりに近代的な雰囲気に。しかし日中の乗客は多くない。

  そんな住宅地群が木幡(こばた)で途切れ、電車は山越えへ。川池信号場から藍那(あいな)までは山間の単線区間。沿線に民家も田畑もありません。川池側のわずかな区間を残して、複線化のための路盤が造られていましたが、今は放置状態。周囲から草木が覆うさまは、粟生線の盛衰を象徴しているように思えます。

110504-(68).jpg

  藍那の手前でトンネルをくぐります。現在使われているのは、複線化のために新しく掘られたトンネルで、旧トンネルはその脇に放置されています。

  トンネルを出ると、谷間の古めかしい集落へと出てゆきます。そのさなかにあるのが藍那駅。

110504-(70).jpg

  線路はここから次の西鈴蘭台まで、再び複線になります。そのためか、駅そのものは比較的近代的で、複線駅では構内踏切が一般的な神鉄駅の中にあって、ここでは両側のホームが跨線橋で結ばれています。

110504-(71).jpg

  線路と県道が狭い谷間を並走。駅前広場といえるスペースは皆無で、この写真も県道の向かいから、車の来ない隙に撮影。アングルが限られます。

110504-(75).jpg

  粟生線のライバル、三ノ宮~恵比須間の快速バスが、目の前を通過してゆきます。三ノ宮行きはこの先、阪神高速北神戸線と新神戸トンネルを通って、神戸都心へとショートカットします。トータルの所要時間には大差ないとはいえ、新開地での乗り換えを要する電車と比べ、やはり心理面で優位にあるといえます。それにしても、この駅前では県道も道幅が狭く、高速バスタイプのこの車には、実に走りにくそうです。

110504-(74).jpg

  駅の周囲は切り立つ崖。法面がこのとおり、コンクリートでガチガチに固められています。田畑になる余地もほとんどないのですが、あえてここに集落が形成されたのには、それなりの理由があるのでしょう。ただし、駅にも周辺にも人けはなく、実に閑散としています。

110504-(73).jpg

  樫山五社とともに、神鉄屈指の「緑に近い駅」といえるでしょう。

雨、雨・・

  先週は比較的好天に恵まれましたが、どうも今週からは雨模様が続きそうです。

  九州南部は梅雨入りしたとみられる、とのこと。平年より8日、昨年より20日も早く、このぶんだと他の地域も入梅がかなり早まるかもしれません。なお昨年は、九州南部の梅雨明けが一番遅いという、不思議な現象がありました。

  ちなみに近畿の平年値は6月8日、昨年は13日ごろ。昨年は梅雨期間が比較的短く、その後あの酷暑がやってきたわけですが、今年は果たして。

  厳しい冬から花冷えの4月、黄砂のGW。その後も「五月晴れ」といえるようなすっきりした晴れ空は少なく、いまいち良い時期が来たとの実感がないまま、うっとうしい季節の到来。ここ数年の傾向として、気候の極端化が顕著になったなという印象です。

  東日本大震災の影響で、災害への耐性の弱まっている被災地、電力不足が懸念される都市部で、これ以上の追い討ちになるような事態が起きないよう願うばかりです。

  #先日の「お知らせ」を削除しました。サイト・ブログの見直し計画については、追々まとめてお知らせします。

GW神鉄ミニ旅行 (3)三木上の丸駅

  樫山駅から10分弱。三木駅を出て、カーブを描きながら美嚢川を渡ると、築堤上にある三木上の丸駅に到着します。三木の旧市街地の背後に位置する丘陵、その中腹に位置します。

110504-(42).jpg

  駅舎は小さな木造で、私が子供のころにはまだ、硬券の切符を売っていた記憶があります。今は無人化され、他の駅と同じく自動券売機と自動改札機が番をしているだけですが、たたずまいはほとんど変わっていません。ここから急坂を下って、県道へと出ます。

110504-(58).jpg

  今通ってきた線路の下をくぐると、「ナメラ商店街」(漢字で書くと「滑原」)という、名前からして古めかしい商店街が始まります。三木の昔からの市街地は、東西に流れる美嚢川と、その南側に位置する三木城跡の丘の間に細長く広がっており、そこを貫くのがナメラ商店街です。

110504-(47).jpg

  駅前商店街はシャッター通り、というのが、多くの地方都市の現実ですが、ここは20年以上前から、すでにそんな状態でした。道路にブロックが敷かれるなど、当時より幾分整備されたという印象ですが、人けはなく、開いている店も薄暗く、なんとなく人を寄せ付けない雰囲気があります。

110504-(46).jpg

  一応歓迎してくれてはいるようですが。

110504-(49).jpg

  背後の丘は三木城跡。戦国大名・別所氏の居城でした。織田信長に反旗を翻したために羽柴(豊臣)秀吉により攻囲され、2年近く持ちこたえたものの、頼りにしていた毛利方からの支援が断たれるなどして、「干殺し」と呼ばれる凄惨な籠城戦となり、最後は当主・長治一族の自害をもって開城となりました。

  ナメラ商店街から急坂を登ってゆくと、その城跡へと達します。西の丸跡には、市立図書館などが立ちます。

110504-(52).jpg

  本丸跡にて、別所長治の石像。

110504-(56).jpg

  城跡からは美嚢川と、その沿岸の市街地を一望できます。そして、そこを渡ってゆく電車の姿も、風物詩のひとつです。

GW神鉄ミニ旅行 (2)樫山駅

  粟生駅から新開地方へ10分、小野市で最も東(三木寄り)に位置する樫山駅。

110504-(22).jpg

  林に囲まれた小駅ですが、ここで上下の電車が入れ違います。いささか窮屈。

110504-(26).jpg

  対向式のホームには、それぞれ気持ち程度の上屋が。ホーム脇の樹木の若葉が、勢いよくせり出しています。

110504-(27).jpg

  近年改築された、こぎれいな駅舎。無人化されてから建て替えられた駅で、自動改札と自動券売機しかない、コンパクトな建物です。

110504-(28).jpg

  そしてその脇には、コミュニティスポット「ちょっとかしやま」。粟生駅と同じく、喫茶軽食なども供されているもよう。小野市ではこのように、駅舎を利用した地域振興の取り組みが盛んで、好感が持てます。せっかく昼時なので・・と思ったら、今日は定休日。「会議中」の張り紙がしてありました。

  駅の周辺は昔ながらの集落となっています。北側の丘陵地は「育ヶ丘」という新興(というほど新しくもない)住宅地になっていますが、駅周辺にその雰囲気はあまりありません。

  駅の西側には「山乃神社」なるものがあります。線路北側の山の上にあり、わざわざ線路をまたぐ参道が設けられています(駅西の踏切脇にある跨線橋)。憶測ですが、この一帯がもともと鎮守の森のような場所で、そこに線路を通したために、樫山駅周辺は今に至るまで大きくひらけることなく、自然に囲まれているのではないでしょうか。

  黄砂対策としてサングラス・マスク・帽子を装備、しかもカメラ持ちという、いかにも怪しげないでたちの私には、ちょっと困った(?)この看板。

110504-(30).jpg

  お願いだから通報しないでください(苦笑)

  ちなみに小野市なのに「社警察署」な理由は、以前にも書いた通り。もう行政上の「社町」も存在しないのですが、いつまでこれでゆくのやら。

110504-(33).jpg

  15分の滞在ののち、引き続き粟生線を進みます。

GW神鉄ミニ旅行 (1)粟生駅

  神戸電鉄粟生線の終端である粟生駅。小野市内を南北に流れる加古川に近く、新開地側から辿ってきた線路は、川を渡った後、北側に大きくカーブしてJR加古川線に沿い、ホームに入ります。

110504-(13).jpg

  左側が加古川線上りホーム。かつてはそちらのホームを共用していましたが、神鉄が自動改札を導入するために、右側のホームを新たに設け、その先でJRホームに出入りする構造になりました。

110504-(8).jpg

  粟生線の線路は1本だけ。つまりここから、来た道をそのまま折り返すしかありません。

110504-(3).jpg

  駅そのものはJRの管轄で、駅舎は近年になって改築されました。白い木造の小ぶりな建物だったのが、美術館か何かのような場違いな(失礼)建造物に。

  手前の「シルキーウェイあわの里」は、この改築に伴ってできた喫茶・軽食店。地元有志による、いわゆる地産地消の取り組みだそうです。今回は時間がありませんが、機会があれば一度覗いてみたいものです。

  粟生駅が一時のにぎわいを見せるのは、日中だと毎時00-10分ごろの間。JRの上下線、神戸電鉄、北条鉄道の各列車がそれぞれ到着し、発車してゆきます。西側の加古川線下りホームは、北条鉄道線と共用。2つのホームを結ぶ白塗りの跨線橋は年季もので、歩くとちょっと心許ない感じがしますが、乗り換えの時間には結構な利用者が行きかいます。

110504-(4).jpg

  北条鉄道のフラワ2000-3気動車。元三木鉄道のミキ300-104が、当時のままのカラーリングで頑張っています。このほか、樽見鉄道とひたちなか海浜鉄道に移った車両も三木鉄道カラーのまま現在に至っており、あまり類例のないケースだと思います。(なかなか塗り替えもままならない、昨今の地方鉄道事情の表れかもしれませんが。)

110504-(11).jpg

  JRの125系(加古川行き)、103系(西脇市行き)、そして北条鉄道が一時の集結。103系は横尾忠則氏デザインの「滝の音、電車の音」。加古川線電化を記念して4種類登場したラッピング車も、今年中に順次運行終了することになっており、「滝の音」は10月までの予定。ついこの前に思える電化から、もう約6年半になります。

  この後、列車たちはそれぞれの行き先を目指して散ってゆき、粟生駅には静寂が戻ります。

GW神鉄ミニ旅行・序

  久々にサイトを更新しました。トップ画像の差し替えを除けば1か月半ぶりで、これほど間があいたのは、サイトの全面リニューアルのときを除いて、あまり記憶にありません。

  今後も、サイト、BLOGともに、更新は緩いペースになるかと思いますが、どうぞよろしくお願いします。

  さて、さる5月4日(水)、GW限定の神戸電鉄・神戸高速フリーパス(900円)を利用して、お出かけしてきました。せっかくの1日乗り放題ですが、スケジュールの都合上、出かけられるのは昼前から夕方までで、しかも折からの黄砂で、調子も景色もいまひとつ。それでもここしか日がありませんでした。

freepass.jpg

  昨年もこの切符で旅行していますが、デザインはほぼ一緒。左上の電車が5000系から6000系に替わっただけです。GWの切符に桜の風景とは、ちょっと時期はずれな気も・・

  なお、900円というのは、湊川からだと花山・木幡(片道480円)まで、新開地からなら鈴蘭台(同450円)まで往復すれば、それだけで元が取れる金額です。通年販売されればかなり魅力的ですが、さすがにそれでは、商売あがったりになりそうです。ただ、どうせ空気を運ぶなら、安くても人に乗ってもらうという発想があってもよいのではないか、と思ったりもします。利用が低迷している粟生線の駅限定で発売してみてもよいのでは。

  通学で利用したり、撮影で沿線を巡ったりしてはいますが、今回はあえて、初めて訪問するような気分で、「ちょっと魅かれる駅」で降りてみることにします。というわけで、これからちょっとずつ紹介してゆきます。

5月のトップ画像

  5月の連休シーズンも、およそ終わりになってきました。私のほうは、まだなかなか、サイトやブログに手を付ける余裕がありません。今しばらく、このペースでご了承いただきたく存じます。

  なんとか、5月のトップ画像は差し替えました。

top1105.jpg

  桜が終わると、若葉が芽吹き、くすんでいた野山の風景を一気に鮮やかにします。5月は「緑の季節」。その緑は日増しに濃くなり、季節は夏へと向かってゆきます。

  兵庫・岡山・鳥取3県の狭間をゆく智頭急行は、そのほとんどが山の中。とはいえ、バイパス線としての性格上、近代的なトンネルや高架線がまっすぐ貫き、ローカル線の風情はありません。

  ただし、地域の足として働く普通列車は、1-2両の気動車。緑に取り囲まれた田園地帯を、軽快に走り抜けてゆきます。