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トラベラーズ ノート まくら木日記

日記・雑記・駅々めぐり。

15周年企画「15年の旅15選」(3)

  (2)から続く

9 三木鉄道最期の日

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2008.3.31 三木にて

  国鉄末期の不採算路線を引き継いだ第三セクター路線は、どこも楽な経営ではありませんが、その中でも一定の存在価値を得て頑張っているものもあれば、どうにも立ちゆかず結局廃線の憂き目に遭った路線も少なくありません。

  私の当時の地元・三木を走っていた三木鉄道は、三木市長の交代を契機に一気に廃止へと進み、転換からちょうど23年となる2008年3月末をもってその歴史を終えました。

  単行の気動車が空気を運ぶ姿がその常でしたが、さすがにラストが近づくと客が増え、最終日の三木駅前は終日ごった返していました。こうして廃止直前にだけ人が集まる様はしばしば「葬式」と揶揄されますが、自分自身も地元にいながら注目することは少なかったので、ラスト近くは後ろめたさを感じながら追いかけていました。

  私にとって、営業運転する最後の三木鉄道の姿となったのが、この1枚です。

10 347(さよな)ら、0系

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2008.12.6 西明石にて

  とにかく「ラスト」が多かったのがこの2008年。その締めくくりがこの新幹線0系でした。

  私の鉄道趣味の原点ともいえる0系。自分にとってその存在感は絶大で、Youtubeのマイアカウントのトップにも使っているくらいです。

  晩年は山陽区間の「こだま」限定でしたが、定期運転が終了した後の12月に、臨時の「ひかり」としてラストランを飾りました。久しぶりの、そしてこの一連の運転で最後となる「駅を通過する0系」を見ようと、この日の西明石駅ホームには大勢の人たちが集まっていました。

  列車名は「ひかり347号」。「さよなら」の語呂合わせで、わざわざこの列車のためにこの数字を取っておいたのでしょう。今か今かと待ち受けていましたが、6両の0系はあっという間に通過線を走り抜けてゆきました。

  この2014年10月で、東海道新幹線開通から50年。0系からスタートした高速鉄道の歴史は、まもなく半世紀を迎えることになります。

11 旅路の夜明け

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2009.8.12

  輝きを増しゆく朝日、それはこれから始まる旅への思いを高揚させる演出効果抜群です。

  大糸線の車窓に現われた木崎湖。アルプスの懐に抱かれ、山々を静かに映します。そこの空気に直接触れるわけではありませんが、車窓越しに清涼感が伝わってきます。

  全く内輪のことですが、この写真はクマ子の大のお気に入りで、結婚式の際のウェルカムボードに使用しました。見返すと、人生の新たな「旅」のスタートにふさわしい写真だったなと改めて感じます。

  (4)に続く。
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小さい秋

  長らくぐずぐずしたすっきりしない天気が続いていましたが、ここへきてようやく、さわやかな青空が広がるようになりました。私の好きな秋の青空です。

  そんな空の下、見つけた「小さい秋」の風景を。

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  田んぼのあぜなどに咲くニラの花。地味な存在ですが寄り集まるとなかなかかわいい感じがします。葉っぱをちぎって匂いをかぐと、ちゃんとニラの香りです。

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  咲き誇るオレンジ色のコスモス。普通のピンク系のコスモスに対して、こちらは「キバナコスモス」というそうです。まだピンクのコスモスはほとんど姿を見ませんが、オレンジのほうが若干早くから咲くようです。

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  彼岸花。まだ彼岸までは日があり、他は全然咲いていないのですが、なぜかここだけ気の早いのが咲いていました。

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  昨夜は「中秋の名月」でした。澄んだ夜空にくっきりと月が浮かび、あかあかと照っていました。さすがにiphoneカメラでは、ただの丸い玉ですが(苦笑)

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  というわけで今夜(9月9日)、改めてKiss Digiで撮影。実は今夜のほうが満月に近く、しかも今回は月の軌道の関係で普段より大きく見える「スーパームーン」だったそうです(注:上の写真との大きさの違いは単にズームの差で、これだけ見た目が違うというわけではありません)。ただ今夜は薄雲がかかっているので、あまり明るくありません。

初秋のひまわり

  近所で撮影したひまわり。

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  稲穂が色づき周辺では稲刈りが進んでいます。まだ汗ばむ陽気ですが、夏から秋へのバトンタッチは確実に進みつつあります。

虹が出た

  8月10日の台風11号の通過からずっと、すっきりしない天候が続いています。野菜がずっと高値で食費がピーピー。困ったものです。

  そんなわけで夏らしい天候がほとんどないまま9月に突入。相変わらず不安定な天気ですが、先日夕刻、仕事帰りに東の空を見ると、虹が現われていました。

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  地平近くだけの虹ですが、池の水面に映っているのがお判りいただけるかと。電線がちょっと邪魔ですが・・・

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  実りかけの稲穂と。

  虹は儚いものですが、それだけにその瞬間に巡り会えると嬉しいものです。

【トップ画像】2014.9

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  2008年は0系新幹線をはじめ、私にとって多くのものが消えていった年でしたが、この四国のキハ58系もその一つでした。

  私が鉄道旅行のエリアを広げていった1990年代というのは、国鉄から継承されたこの58系一族がまだまだ全国で幅を利かせていた時代でした。本来の用途であった「急行」としての活躍は減っていきましたが、優等列車用というそれなりのクオリティと、古さ故の「味」が旅情を引き立てる存在であり、私にとっては当時の鉄道旅行を代表するもののひとつでした。

  それが21世紀に入ると急速に勢力を縮小し、あれほど各地を我が物顔で走っていたのが、いつしか限られた路線の限られた列車に残るばかりになっていました。

  2008年9月、四国を1周する旅行を企てたのは、ひとつにこのキハ58系の列車に会うためでした。四国からはこの秋での引退が決まっており、八幡浜駅の近くでこの写真を撮った後、折り返しのこの列車に乗って松山まで行きました。

  キハ58系そのものは2011年3月にJR最後の定期運転を終了しました。近年鉄道旅行から身を引いている私自身と重ねると、この車両の存在は自分の鉄道趣味の象徴だったのかなという気がします。