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トラベラーズ ノート まくら木日記

日記・雑記・駅々めぐり。

【旅日記】「さくら」で行く鹿児島への旅(4)

  (3)より

  今回は出水に到着後、レンタカーで行動することにしていました。連絡くれれば駅まで迎えに来るよ、ということになっていたのですが、いざ電話したところタクシーで店に来てくれとのことで、代金店持ちでレンタカー店まで移動、そこから車を借りて出発します。地方のお店なだけになかなか人手が足りないのでしょう。

  まずは祖母の家に向かって親戚の皆さんに挨拶。

  その後、宮之城の知人宅に向かいます。かつては宮之城町と呼ばれていましたが、平成の市町村合併で現在では「さつま町」の一部となっています。

  旧高尾野町から国道504号で山越えに。途中まではバイパスが開通していて快適な道なのですが、途中からは1車線の心許ない山道に。私自身は紫尾山に登ったりするのに何度か通っている道ですが、クマ子はいささか不安げ。400~500番台の国道など、県道をつなぎ合わせたようなもので、大抵こんな感じですが。

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(2003年撮影)

  やがて堀切峠を越え、宮之城へと下って行きます。504号は鹿児島空港へのアクセスルートとして鹿児島県内を縦走しており、整備が進められているので、そのうちこの山道区間も快適な道路になるのでしょう。

  宮之城にはかつて国鉄宮之城線が通っていました。川内から宮之城を経て薩摩大口を結んでいましたが、国鉄民営化直前の1987年1月に廃止されました。残念ながら私は乗ったことがなく、記録のうえで辿るしかありません。

  拠点駅であった宮之城駅跡に近い知人宅を訪ねる前に、その跡を見に行きます。

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  駅名標に車輪、ポイントのテコ。駅跡モニュメントの定番ですね。

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  で、こちら。SLが展示されています・・が。

  ナンバープレートは「C57 124」。C57機関車は幹線で優等列車を牽くことが多かったようなので、このような地方路線に入ることはなかったと思われます。しかも先頭部分だけをカットし、コンクリの壁から生やしたようなかたちになっており、まるで晒し首。いろいろ突っ込みどころがあるうえに、保存状態もボロボロで、ちょっとこれはいただけない。まあ廃線から四半世紀も経つと、こんなものなんでしょうか。

  で、この後知人宅を訪ね、夜は家族風呂の施設でまったり過ごさせていただきました。鹿児島も各地に温泉の多い所です。なにせ桜島・霧島が常にエネルギーを貯めてる土地ですからね。夜は知人宅の別棟に泊。

  翌6月10日。鹿児島市街の叔父に挨拶するため、宮之城から南下して行きます。

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  旧宮之城線の入来駅跡。ここにもポイントのテコ、そしてSLを模した集会所があり、私は2006年に一度訪れています。役目を終えたとはいえ、これら鉄道の存在は地域にとって小さくはなかったのだろうと思います。

  ここで知人夫婦と別れて、国道328号を南下、入来峠を越えて鹿児島市街へ向かいます。

  (5)に続く。
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【旅日記】「さくら」で行く鹿児島への旅(3)

  (2)より

  博多を出るといよいよ「九州新幹線」に入りますが、最初の数キロはもともと山陽新幹線の博多総合車両所への回送線として、また在来線扱いの「博多南線」として使用されていました。

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  博多総合車両所にはN700系、500系、700系レールスターなど山陽新幹線の面々が。そしてよく見ると、既に引退した100系の2階建て車両 1両だけが一番奥にいます。いずれどこかで保存されるのでしょうか。

  ここからは名実ともに九州新幹線の区間になり、まもなく全長12km近くに及ぶ筑紫トンネルに挑みます。このさくら549号の停車駅はこの先、新鳥栖と熊本からの各駅(新八代・新水俣・出水・川内・鹿児島中央)。山地を越えるとしばらく平野を進み、そしてまた山間部に。最高速度は山陽区間の300km/hから九州区間では260km/hとなり、心持ち走りが緩やかになった感じがします。260でも十分速いと思いますが、

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  このとおり、座席は和テイストのしっかりしたシート。指定席だと2列-2列でゆとりがあります。長く乗っていてもあまり疲れないのはさすがです。熊本を出て、車内はだいぶ閑散としてきました。  

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  新八代を出ると間もなく球磨川を渡ります。左岸のか細い線路は肥薩線。鹿児島への当初の輸送を担った初代鹿児島本線ですが、新幹線はあっさりとひとまたぎしてゆきます。八代平野が尽き、ここからはほとんどトンネルばかりです。

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  新水俣を出て、いよいよ目的地の出水が近づいてきました。到着までたったの7分、うかうかしていると降り損ねてしまいます。

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  新神戸から3時間40分ほどを経て出水に到着。クマ子ちゃんお疲れ様でした。

  (4)に続く。

岡山で電車を撮る

  本日所用で岡山へ行く機会があり、少しの滞在時間でしたがその間に山陽線沿線で列車の撮影を。

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  115系普通。黄色一色が幅を利かせるようになりました。ある方面では、塗装代をケチったJR西日本の財政状態とかけて「末期色」などと揶揄されていますが。

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  短編成化された115系。このやっつけ感もいいところの平たい顔が、黄色一色になって怪しさ倍増。

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  117系快速「サンライナー」。まだ黄色くなっていない編成です。だいぶ本数が減らされて、日中お目にかかる貴重な機会です。

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  特急「やくも」。元祖振り子の381系。同じく381系を使用する和歌山の「くろしお」が今年中に置き換えになる予定ですが、こちらはまだ当面頑張りそうです。

【旅日記】「さくら」で行く鹿児島への旅(2)

  (1)より

  何はともあれスタートした「さくら」の旅。今回は乗り換えはないので気楽な道のりです。このさくら549号、山陽区間では姫路・岡山・福山・広島・新下関・小倉、そして博多と、停車駅は以前の「ひかりレールスター」を踏襲しています。

  伊吹山、浜名湖、富士山など、それなりに見所のある東海道新幹線と比べると、山陽新幹線はトンネルばかりで変化にも乏しく、いかにクマ子を飽きさせないかがポイントになります。

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  岡山県に入り、吉井川を渡ります。 既に梅雨入りしていて、天気はあいにくすっきりしません。カンカン照りよりはむしろ良いのかも知れませんが・・

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  広島県に入ると、赤茶色の瓦屋根が目立ちます。水の張られた田んぼが広がり、少し日も射してさわやかな風景。でもこの後はずっとどんより曇り空に。

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  新神戸から1時間超で広島。この下流部に広島城や平和公園があり、20年前(高校2年)のときに訪れたのを思い出します。

  この先山口県内はさらにつまらない区間(そして意外に長い)。「何か面白い話して~」とクマ子にせがまれ、面白くもない話を延々続けながら所在なく過ごします。出発から約2時間、本州最後の新下関で3分停車。後続の「のぞみ」に抜かれます。新神戸でこの列車に間に合わなければ、最悪この列車で小倉まで追いかけるしかない、とも考えていました。

  九州に入り、ここで昼食タイム。

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  「あなごめし」。買ったのは新神戸ですが、作ったのは姫路の老舗弁当屋「まねき食品」です。

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  「美味御膳」。私が大抵一品ドンの弁当を選ぶのに対し、クマ子のチョイスはこういう「少しずついろんな種類」の弁当。この少しずつをさらに半分ずつにして、分け合いながらいただきます。こちらは「淡路屋」が製造。神戸の弁当屋だけど淡路屋。

  そしていよいよ列車は博多から先、九州新幹線区間に入って行きます。

  九州新幹線の全通後、2011年7月に一度上りで乗り通していますが、そのときは博多で乗り換えたので、同じ列車で山陽・九州をまたぐのは今回が初めてになります。

  (3)に続く。

【旅日記】「さくら」で行く鹿児島への旅(1)

  2012年6月、私とクマ子は鹿児島へ行きました。

  その2ヶ月前に関東方面へ新婚旅行に行き、これが二人の初めての遠出となったわけですが、今回はその逆方向へ。鹿児島の親族への挨拶、そして結婚式に出席してくださった知人ご夫婦に会うためでした。

  6月9日。前回と同じく新神戸駅からの出発。利用するのは鹿児島中央行きの「さくら」号です。神戸から鹿児島へはスカイマークが一番安いのですが、1日1便しかなくて時間も悪く、今回もやはり「鉄」な私の趣味を尊重してもらう格好になりました。

  この「さくら」号は、今回の目的地である出水に停車します。この当時、新大阪から直通する「さくら」は、基本的に九州新幹線内では新鳥栖or久留米・熊本・川内にしか停まらないダイヤで、出水に停まるのは1日1便だけ。つまりこの列車は、新神戸から出水へ乗り換えなしで行ける唯一の列車だったのです。(現在では朝夕中心に出水停車の直通さくらが数本設定されています。)この「出水まで乗り換えなしで」というのは、長年の夢でした。

  既に新幹線の指定席は確保しており、あとは乗車券を買うだけという状態で、30分ほど前に新神戸駅に到着。3時間半ほどの旅になるので、例によって昼食の駅弁を買い込んで切符売り場に・・ところが。

  どうしたことか、窓口には長蛇の列。何度か新神戸駅に来た中でも、見たことのないような人だかりです。何とか往復割引乗車券をで買いたいので並んでみるも、列はなかなか進まない。そうするうちに列車の時間が迫ってくる。

  あきらめて券売機で買おうとするもうまくいかず、あと5分くらいになってしびれを切らしたクマ子が、

  「とにかく乗ったら何とかなるから行こう!」

  改札に向かってその旨伝えると、乗車証明のようなものをもらえたので、それを手にホームへ。間一髪でした。

  クマ子の機転に救われたものの、自分の融通の利かなさでのっけからつまずいた今回の旅。列車の旅を何度もしているはずなのに、何とも恥ずかしい話です。おかんむりなクマ子の脇で、うなだれる私。

  結局乗車券は車内で購入。往復割引が利かないものの、乗れただけ救われたと言うしかありません。これからは乗車券も事前にきちんと確保しなければ・・

  (2)に続く。

たっぷりりんご

  昨日我が家に届いた荷物。

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  箱を開けるとこのとおり。

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  山形のりんご(サンふじ)10kgであります。

  クマ子の希望でお取り寄せしたこの品、ネットオークションで落札したものですが、私自身ヤフオクを利用したのは実に3年以上ぶりのこと。ちなみに評価はこれまで100あり、出品と落札がほぼ半々ですが、ほとんどが鉄道関係かパソコン関係で、食品の落札は初めてだったりします。

  小粒で色むらや傷のあるいわゆるB級品ですが、「樹上完熟」と銘打っているだけあってしっかり熟れているようです。

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  しっかり蜜が入っています。ほどよい酸味が利いて、良い香りがします。おいしくいただきました。

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  全部で55個入っていました(写真に写っている54個+切った1個)。食べ応えありそうですね。もっとも、このうちのかなりがお裾分け用になりますが。

【トップ画像】2015.1

  2015年を迎えました。今年もよろしくお願いします。

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  昨年のトップ画像は「少し昔の鉄道風景」シリーズでしたが、今年はこれまであまり取り上げることのなかった路線や列車に注目できればと思います。

  1月のトップは、滋賀県の近江鉄道です。歴史は明治中期からと古く、当初から名称を一度も変えていない希有な鉄道だそうです。

  近江鉄道には彦根から米原まで乗車しました。JR線が彦根から佐和山(石田三成の居城があったところ)の西側を北上して米原に達するのに対し、近江鉄道線はトンネルで佐和山の東側に回り込み、鳥居本、フジテック前の2駅に停車して米原に至ります。JRは複線の高規格線で一気に走り抜きますが、近江鉄道は単線の細道をゆっくりと。地方の足として住み分けている感じです。

  写真は鳥居本駅で入れ違いの電車。近江鉄道の車両は親会社の西武鉄道からのお下がりが多く、写真の800系もそう。ローカル私鉄にしては長い車体やステンレスのドアなどにその名残があります。

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