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トラベラーズ ノート まくら木日記

日記・雑記・駅々めぐり。

花咲く春

  先週前半の寒の戻りからここ数日は急に暖かくなり、桜のつぼみが膨らんで今か今かという状態でしたが、雨上がりの今日、近所では一気に桜の開花が始まりました。

  ここのところは多忙と、天候のタイミングがなかなか合わなかったこともあって、写真を撮れないまま過ぎてきましたが、天気も良かったので久々にカメラを持ち出してみました。

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  場所にもよりますが、ソメイヨシノは3分咲きくらいになってきました。

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  こちらはピンクが濃くてやや小さい花です。

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  黄色い花も日差しに映えます。

  あいにく今週は明後日以降ずっと悪天候が続くようで、花の見頃は逃してしまいそうです。快晴だった今日は最初で最後のチャンスだったかもしれません。
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【旅日記】「さくら」で行く鹿児島への旅(6)

  (5)より

  いよいよ出水を去って家路につきます。新幹線に乗れば一直線ですが、あえてすぐに新幹線にではなく、熊本までは肥薩おれんじ鉄道と鹿児島本線を乗り継ぎます。新幹線開業までの在来線ルートです。ここは完全に趣味の領域にクマ子を付き合わせることになります。

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  おれんじ鉄道の車両。3セク路線にありがちな軽快気動車のワンマン車両です。かつて博多からの特急「つばめ」や寝台特急が発着した長ーいホームの真ん中にたった1両。これでも十分な客入りです。

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  車内に入ると、熊本のPRマスコット「くまモン」がお出迎え。トイレの前でぬぼーっと立って、薄っぺらい姿で水俣に誘ってます(笑)

  出水から鹿児島側はおれんじ鉄道になってから2度利用していますが、熊本側は移管後初めてです。たびたび特急「つばめ」で通ったルートですが、列車は各駅停車で進んで行きます。

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  鹿児島県~熊本県の県境付近。あいにく天気は梅雨らしい曇り空、これからさらに崩れる予想です。

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  くまモンが誘っていた水俣は何事もなくスルーし、八代が近づくと海岸沿いを進みます。下り列車でこの八代海を見ると、いよいよ鹿児島に近づいたんだなと感じたものです。

  八代でJRの電車に乗り換え、熊本へ。ついに雨が降り出しました。

  ここではクマ子の要望で2時間半ほどの滞在時間を置いて、昼食や土産の購入をすることにしています。雨が降ってあまり外をうろつく気にもなれないので、駅の中を歩き回ります。従来の在来線駅の反対側に新幹線駅ができ、両側に店舗が入ったので、行ったり来たりして過ごします。

  昼食は中華料理店に入り、ちゃんぽんと熊本のご当地グルメ?の「太平燕(タイピーエン)」を注文します。

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  こちら、ラーメンのようですが麺は春雨。スープは九州らしく豚骨ですが、麺がさっぱりしていて面白い。ちゃんぽんと半分ずつ、クマ子と分け合っていただきました。

  そして熊本といえば・・・

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  また現われた黒いクマ。こちらはちゃんと厚みもあります。でもこちらもやはりトイレの前。

  ちなみにこのくまモンは、九州新幹線全通の際、鹿児島への通過点になってしまうと危惧した熊本県がPRキャラとして世に送り出したのが始まりでした。東日本大震災の翌日にひっそりと開通した九州新幹線のデビューと同時に役目を終える・・ことはなく、むしろその存在感は増すばかりで、今や熊本と関係ないような場面にも当たり前のように登場する人気者になりました。

  あれやこれやと土産物を漁り、夕食の弁当を購入して、いよいよ熊本を出発します。

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  コレに乗ればもう新神戸まで一直線です。

  ・・で安心したか、二人ともすぐ爆睡してました。

  気づけばもう本州。旅の帰りはいつもあっけないものです。

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  熊本で買った駅弁をいただきます。名前は失念してしまいましたが、やはり懐石スタイルの弁当チョイスですね。

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  天気は最後までさえないまま、兵庫県に戻ってきました。この大久保~魚住付近は昔からよく新幹線の撮影に訪れていますが、今回は車窓からの眺めを。

  この時点では思いもしなかったことですが、それから約2年後、ここから割と近い所に引っ越してきました。このあたりの風景もなじみ深いものになってしまいました。

  (完)

【旅日記】「さくら」で行く鹿児島への旅(5)

  (4)より

  叔父への挨拶のために鹿児島市街にやってきました。

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  鹿児島といえばやはりシンボルはこちら。曇り空が残念ですが、桜島は今日も元気に噴煙を上げています。錦江湾には桜島フェリーが行き交っています。

  ・・と、景色だけではお腹は満足しませんね。

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  というわけで、鹿児島名物のかき氷「白熊」をいただきます。これまでカップ氷菓やアイスバーの市販品でしか食したことがなく、フルーツがたっぷり乗った正真正銘の白熊にクマ子もご満悦。

  ちなみにこれはハーフサイズですが、これで十分という感じ。とりあえずお試しですね。

  叔父さんご家族に挨拶の後、国道328号を北上して出水に戻ります。祖母にもう一度挨拶してレンタカーを返却し、今夜は出水駅前のビジネスホテルに宿泊します。

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  夕食はちょっと贅沢に鹿児島の郷土料理で。芋焼酎の香りに、昔祖父が飲んでいた姿を思い出します。ただし独特のクセのある芋焼酎は、クマ子の口にはちょっと合わなかった模様。

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  翌朝、ホテルの窓から望む出水駅。昔機関区のある拠点として栄えたという出水駅ですが、今は新幹線の駅、そしておれんじ鉄道の基地となり、こうした顔合わせが見られます。窓からはおれんじ鉄道の洗車の光景も見られました。

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  新旧出水駅。古びたコンクリート造りの旧駅舎は、祖父母に迎えられそして見送られる、私にとっての思い出の場所です。今では駅舎は封鎖されており、その奥におれんじ鉄道の小さな待合室が設けられています。その駅から帰りの旅が始まります。

  (6)に続く。

【トップ画像】2015.3

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  石川県と富山県の県境・倶利伽羅(くりから)峠。その山間に位置するのが、北陸本線の倶利伽羅駅です。

  2006年の3月、まだ雪のたくさん残る北陸へ。(このシーズンの冬は豪雪で、前年末には羽越線で特急「いなほ」の脱線事故もありました。)夜行バスで金沢に着き、夜明けの倶利伽羅で途中下車。人けのない雪の谷、その静寂を破って特急が何度も行き交う。早朝にもかかわらず、30分ほどの滞在中に、当時存在した夜行急行「能登」を含めて数本の優等列車が通過してゆきました。さすが特急街道という光景。

  写真はおそらく特急「サンダーバード」。意外にもサイトトップには初登場です。

  それから9年、来たる3月14日ついに北陸新幹線が金沢まで開通します。東京と北陸が新幹線で結ばれ、金沢と富山の間には区間運転の「つるぎ」も運行されます。(「つるぎ」はかつて大阪と新潟を結ぶ寝台特急の名称でした。)

  そして、もはや新幹線開業時の恒例行事となった、並行在来線の3セク化。これまで特急が行き交っていた北陸本線は、金沢より東側が3社に分割されてしまいます。石川県内が「IRいしかわ鉄道」、富山県内が「あいの風とやま鉄道」、新潟は「えちごトキめき鉄道」。いかにも今風のひらがな多用、長ったらしい名称です。

  この倶利伽羅駅は「IRいしかわ鉄道」と「あいの風とやま鉄道」の境界となり、写真のように特急が通過するということもなくなってしまいます。90年~2000年代には北陸を旅行する機会が多く、特急にもよく乗っただけに、この区間が特急の走らないローカル路線になってしまうというのは今でも信じにくいことですが、その日はもう間近に迫っています。