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トラベラーズ ノート まくら木日記

日記・雑記・駅々めぐり。

【トップ画像】2017.4前半

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  私は、自然の風景と列車を絡めて写真を撮るのが好きなのですが、特に、それぞれの時期ならではの光景がうまくキャッチできると喜びもひとしおです。

  そのためには、よく観察を働かせ、タイミングを見計らわなければなりません。花でも何でも「旬」の時期は短く、天候や自分のスケジュールとの兼ね合いもあって、いちどチャンスを逃すと次に来たときにはもう終わってしまっていて泣きを見る、ということが少なくありません。

  今回のトップは、ちょうどレンゲの花の咲き誇る時期に新幹線を撮ることができた好例。うまく天気も晴れてくれました。

  限られたチャンスをものにするには、データの蓄積がものを言います。沿線をよく観察しておいて、いつ頃見頃を迎えるか。それを把握しておけば、ある程度目星をつけて出かけることができます。今年うまくいかなくてもそのデータが来年に活きるかもしれません。

  そうはいっても、良い景色との出会いはやはり一期一会。このレンゲの花だって、今年も咲いてくれるとは限りません。だからこそ、今巡り会えるこの風景を大切に、というのが私のモットーです。


<4/2追記>

  トップ画像を差し替えました。タイトルの「蓮花」を「れんげ」に変えました。ここでいうれんげは春に咲く「レンゲソウ」のことですが、「蓮花」だと「ハスの花」の印象が強くなると感じたからです。もっとも、夏になるとこの写真に近い場所でハスの花を交えて新幹線を撮ることができます。

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夕暮れ列車

  今日は夕暮れの風景を求めて、夕方から出かけてきました。

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  まず手始めに221系。未更新車ですが先頭部には転落防止幌がついています。よく見ると「普通」の表示に路線記号[A]がなく、従来の「普通」だけのタイプです。単に出し間違えているのか、それともまだ幕が対応していないのか。後者なら車両更新の際に幕も更新するのでしょうか。

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  EF65が牽引する貨物列車は1日にワンチャンスだけ。今日はなぜか沿線に撮影者が多く、変わったのが来るのかな~と思っていた中でやってきたのがこちら。

  JR貨物(JRF)のEF65は大半が赤色のナンバープレートですが、この車両(2101号)は青色。調べるとJRFのEF65は36両、そのうち青プレートは5両しかないようです。(さらにレアなのは白いプレートで、2両しかいません。)あまり意識していなかったのですが、そこそこレアものに出会ったことになります。

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  この時期の夕日は、春霞や黄砂の影響からか、赤くぼんやりとした姿になることが多い。それをうまく使えないものかと考えて撮ってみたのがこちら。

  今日は風が弱く穏やかだったためか池の水面がおとなしく、鴨が泳ぐ波紋がよく目立っていました。たまにこの池で水鏡が狙えるほどの凪の日があるのですが、なかなかそんな機会には巡り会えません。

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  空にV字の飛行機雲。

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  沈む夕日と新幹線「みずほ」。この後間もなく夕日は雲に隠れてしまい、これがぎりぎりのタイミングでした。

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  陽が沈みもうシャッター速度が出ないので、流し撮りで下りの「みずほ」をキャッチ。夕闇迫る中の疾走、これはこれでいい雰囲気です。

神戸の田舎のカレー屋さん

  今日は親戚と一緒に、神戸市の外れ、岩岡町にある「あじーる」というお店に行ってきました。

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  神戸といっても明石市や稲美町との境界に近く、周囲は田畑ばかりの田園地帯。そんな中にある店ですが、ランチタイムにはいつも車がいっぱいです。通勤ルート上にあり、気になっていたもののこれまで行ったことがなく、この機会にとチョイスした次第。

  昼のピークを少し過ぎた時間でしたが店内は満員。少し待たされた後にテーブルへ。

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  カレーは辛さと量が細かく指定できます。私はビーフカレーの普通盛り、中辛で注文。

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  普通盛りですが皿が結構大きい。カレーは比較的サラサラ。奇をてらった感じはなく、オーソドックスな印象。「おばちゃんが作った普通のカレー」という評を聞いたこともありますが、「普通」だからこそ皆で安心して食べに来ることのできるカレーなのかもしれません。

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  クマ子は限定野菜カレー。かぼちゃやトマトというのが意外とカレーに合う。

  ちなみに姪は「お子様カレー」で、サラダの代わりにポテトフライが付きました。「さすが子どもの嗜好が分かってる」とクマ子談。

  周囲では「ロースカツカレー」の注文が多かった模様。次回トライしてみようかな。

  さらにここのお店の売りは、外にいるこの子たち。

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  山羊は「あじ」(「あじーる」の店名から)、ポニーは「あずき」という名前らしいです。朝通勤で通るときには表の空き地で草を食んでいることが多いのですが、昼間はこうして囲いの中で愛嬌を振りまいています。子どもは大変喜ぶので、ドライブがてらに家族連れで来るにはとても良い店だと思います。

花咲く3月

  今年の3月は比較的寒い日が多く、陽気に包まれる日があまりありません。加えて私自身、最近怪我をしてしまい、ちょっと自由の利かない生活を強いられており、「春」を撮るチャンスになかなか恵まれません。

  そんな中、近所の某所でキャッチできた春の風景を切り取ってみました。

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  黄色い菜の花。元気が出ますね。

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  一面の黄色というのもいいですが、こうして岩があると、何の変哲もない岩なのですがアクセントになります。

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  これから咲くぞ、芽吹くぞという気合い(?)があちこちで感じられるのが、この時期の魅力ですね。

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  木の中で一輪だけ咲いていた椿の花。

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  青空に梅の花。

  桜の時期はもう少し先になりそうですが、見回せば「小さい春」がそこかしこに認められます。

【トップ画像】2017.3後半

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  冬と春がせめぎあいながら次第に暖かくなる3月。寒々とした空模様の日と、春らしい陽気に包まれる日が極端に分かれる時期でもあります。そんな中で植物たちは少しずつ芽吹き、花が咲き出して、景色の中に彩りが加わってゆきます。

  今回の写真は山陽電鉄西二見駅付近にて。春の訪れを告げる黄色い花の背後で、ひとときの電車同士の出会い。青空と花の色が絶妙の色合いで、この時期ならではの取り合わせです。

  山陽電鉄において長年主力を担ってきた3000系列。今も普通車(およびS特急)要員としてその勢力は健在ですが、新型6000系の登場により、ついに初期車から廃車が始まりました。多くの鋼製3000系にはリニューアルが施されているのですぐになくなることはないと思いますが、6000系が増備されてゆけばやがて、世代交代の波にさらされるのは確かです。

民営化30年今昔 (1)JR神戸線

  国鉄が分割・民営化されて7つのJRが発足したのが、1987年4月1日。今年の4月でちょうど30周年を迎えます。

  その間に鉄道界も大きく変化してきました。私自身も鉄道少年から鉄道中年に変わったわけですが(苦笑)。特に車両の世代交代は著しく、30年前当時ごくありふれた存在だったものの多くが今や過去のものとなりつつあり、既に全くなくなってしまったものも少なくありません。

  この節目に、民営化前後の国鉄/JRが現在どう変化しているか、特集してみたいと思います。といっても30年前の自分の知る世界は大変狭く、情報の範囲はかなり限られたものであることをあらかじめお断りします。


  まずは、現在のJR神戸線(東海道本線大阪~山陽本線姫路間 以下神戸線)について。

  私は幼少期、阪神電車の沿線に住んでおり、国鉄はやや縁遠い存在でした。私鉄各社がしのぎを削る関西圏において、国鉄の電車は垢抜けなくて魅力に欠ける存在だと、子供心に感じていたものです。

  そんな中、新快速の117系は従来の国鉄電車のイメージを覆す上品な車両で、不器用な国鉄が精一杯頑張ったという感がありました。新快速は当時の地元には停車しなかったので乗る機会にはなかなか恵まれませんでしたが、それでかえって羨望の度合いが増したのだと思います。

  一方、普通(各駅停車)に広く使用されていた103系は、画一主義の国鉄の象徴的存在で、たいへんつまらない電車でした。国鉄末期になって後継の201系が登場しましたが、当時の財政難もあって103系を置き換えるほどの勢力には至りませんでした。

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  1985年ごろの加古川駅にて。117系の新快速と201系の各駅停車の並び。末期の国鉄にしては頑張った車両たちでした。現在では平日朝のみ加古川折り返しの各駅停車がありますが、当時は日中に各停の加古川乗り入れがあったようです。

  結局JR発足時点で新快速は117系、快速(西明石以西普通)は113系、普通(各停)は103,201,205系での運転になっていました。

  JR発足後、東海道本線・山陽本線という正式名称とは別に「JR神戸線」という愛称が付され、JR西日本の基幹路線として、いちはやく車両の更新が行われてゆきました。

  早くも1989年には新快速用に221系が登場。117系のコンセプトを引継ぎつつ、近郊用車両として一層洗練されました。この車両で築かれた実績をもとに後の223系、225系が開発され、JR西日本のスタンダードが確立されてゆきました。221系は登場から30年近くを経た今も、更新工事を受けながら第一線で活躍を続けています。

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  国鉄末期からJR初期にかけて新快速の地位確立に貢献した117系は、1992年に神戸線から退きました。(その後も臨時列車などでの運行はあり。)

  快速用113系は21世紀に至るまで神戸線で活躍を続けましたが、2004年に撤退し、新快速・快速は221系以降のJR世代に移行しました。

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  各駅停車用としては1991年に207系が登場。走行性能、内外装とも国鉄世代の通勤車両とは一線を画し、私鉄各社と遜色ないレベルに一気に引き上げられました。

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  当初は103系以来のこの線区のカラーリングを引き継ぐ青色ラインでしたが、2005年の痛ましい福知山線事故を機にデザインの変更が行われ、今は後継の321系共々紺とオレンジのラインになっています。

  各駅停車は現在では207系、321系だけになっています。

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  JR西日本全体で見ればまだまだ国鉄世代車両が残存しているのですが、神戸線に限ればすべてがJR世代になり、221系を除けば銀ピカのステンレス車両ばかりです。レベルの高い陣容ですが、新旧混在していた時代と比べておもしろみは減りました。

  ただし、回送列車ではありますが和田岬線用の103系が兵庫~大久保間を走行します。

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  この103系が、唯一定期的に神戸線で走行する国鉄世代の旅客車両です。あまりにもワンパターンで、国鉄の「つまらない電車」の代表だった103系が、こうしてオンリーワンの存在になってしまうとは。

神戸線小変化

  さる3月4日にJRグループのダイヤ改正がありました。今回は全体的に目立った変更点は少なかったのですが、JR神戸線では新快速(平日夕方の大阪始発を除く)がすべて12両編成になりました。

  それ以外にはこれといった変更がないのですが、電車をよく見ると…

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  種別の表示に四角い枠で「A」の表記と、青いラインが加わりました。

  このアルファベットはJR西日本の都市圏で導入されている路線記号で、「A」は敦賀から米原経由で上郡・播州赤穂に至る一連の路線(北陸線・JR琵琶湖線・JR京都線・JR神戸線・山陽線・赤穂線)を表しています。青いラインは「A」路線のラインカラー。既に西明石以東の普通電車(207系、321系)には表示されていましたが、この改正を機に新快速・快速(221系、223系、225系)にも表示が始まりました。

  この路線記号(ラインカラー)ですが、湖西線は「B」(水色)、草津線が「C」(黄緑色)・・・という具合になっており、加古川線「I」は青緑、播但線「J」はワインレッドと、従来の車両カラーを踏襲したラインカラーになっている路線もあります。

  なお、路線記号とラインカラーは岡山エリアや広島エリアでも採用されていますが、それぞれが別個に割り振っており、例えば近畿圏では湖西線を表す「B」が、広島地区では可部線に割り当てられています。(さすがに近接する路線に同じ記号は使われていませんが。)

  さて新幹線の話題では、長らく主力で活躍してきた700系がいよいよ数を減らし、山陽区間を定期で走る16両編成は早朝・深夜の1往復のみに。このうち下りの「ひかり441号」(新大阪6:03→博多9:26)は、途中広島で「さくら541号」に抜かれてしまうダイヤです。

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  撮影を狙えるのは実質、臨時列車だけになりそうです。

モノクロの風景<法華口>

  モノクロ化して様になる風景…と考えて思い当たったのが、

  1月に訪ねた北条鉄道法華口駅。

  (以下の写真には、1月の来訪時以外のものも含まれます。)

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  大正建築の駅舎。白黒にするといかにもそれっぽい。

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  「ちぐけっほ」が透けて見える駅名標。

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  ボランティア駅長さんのお出迎え。

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  出発進行。

モノクロの風景<三木・上の丸>

  あえてモノクロにすることで、見慣れた風景がまた違った味になる…かも。

  というわけで、昨年の秋に撮った写真をモノクロにしてみました。

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  神戸電鉄の三木駅。この位の年季を経た駅舎が残っている駅は、神鉄の中でも意外と少ない。

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  その駅舎内。昔は売店もあったのですが。

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  信号機を見上げる。

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  三木城跡から望む。定番ですね。

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  三木上の丸駅にて。


  ↓おまけ(これだけカラー)

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  上の丸駅下、「ナメラ商店街」入り口にある看板。…うーん、寒いと言うか痛いと言うか。

瑞風、登場

  この6月にデビューする豪華列車「トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)」。最近お披露目があってニュースなどでも話題になっていますが、その「瑞風」が神戸線で試運転されているという情報があり、昨日(3/4)出向いてきました。

  あくまでも試運転なのでダイヤが公表されているわけでなく、その前日までの目撃情報を頼りに目星を付けて行きます。

  いつもの大久保~魚住間に来てみたものの人影はなし。休日ダイヤなのと、ダイヤ自体がこの日から改正されていたことから時刻が変わったのかも。こういう列車を追いかける人たちはきっちりその時刻に現場に現れるもので、一体どうやってこの手の情報を得ているのかが不思議です。

  結局予想から1時間ほど遅い時間にやってきました。非電化の山陰地区も走る予定なので動力はディーゼル・ハイブリッド。力強いエンジン音を響かせます。

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  旧トワイライトの意匠を受け継ぐ濃緑の車体。先日のお披露目の前には黒いラッピングを施して試運転されていたそうですが、今やゴールドのエンブレムや装飾が姿を現し、文字通りベールを脱いだ姿です。

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  両端は剣道のお面のようなスタイルですが、ここはオープンデッキとなります(運転台はその上部に)。

  ちなみに「瑞風」の編成ですが、山陽本線基準で神戸側が1号車、下関側が10号車となり、

1. キイテ87-2
2. キサイネ86-101
3. キサイネ86-301
4. キサイネ86-401
5. キラ86-1(ラウンジカー)
6. キシ86-1(食堂車)
7. キサイネ86-501
8. キサイネ86-201
9. キサイネ86-1
10. キイテ87-1

  「キサイネ」や「キラ」といった耳慣れない形式名が並びますが、かつての一等車を表わす「イ」、展望車を表わす「テ」といった古風な記号の頭に、気動車を表わす「キ」がついて、これまでになかった組み合わせの名前になりました。「ラ」の文字はラウンジカーを表わす記号として、貨車を除けばこの車両で初めて採用されました。2-4,7-9号車が寝台車(ネ)ですが、「サ」つまり動力を持たない車両であり、客車並みの静寂性を保たせるのでしょう。動力は両先頭と中間のキラ、キシに集約されています。

  実際に走り出せば定常的に沿線で見る機会があると思います。おそらく乗る機会は一生ありませんが(苦笑)

  そこはJR西日本が「瑞風」とは別に構想しているという「新たな長距離列車」に淡い期待を寄せてみます。

サイト内容の修正について

  「トラベラーズ ノート」ならびに当ブログをご覧くださりありがとうございます。

  このたび、連絡フォームからサイト内容の誤りについてご報告があり、修正させていただきました。ご指摘ありがとうございます。(連絡先が判りませんでしたので、この場を用いてお礼申し上げます。)

  情報には正確を期するよう努めていますが、なにぶんミスも多いので、お気づきの方は連絡フォームでお知らせいただければ幸いです。

  ついでと言ってはなんですが、この記事より試験的に、ブログ記事へのコメント投稿を受け付けます。(すべてに返答させていただけるとは限りませんし、また休止するかもしれませんので、あくまで暫定とさせていただきます。)よろしくお願いします。

【トップ画像】2017.3前半

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  白さが映える早春の丹波路。眼前に迫る特急「こうのとり」を3月前半のトップに据えました。

  篠山口までは複線の福知山線ですが、そこから北は単線でカーブも多く、一気にローカル色が濃くなります。「こうのとり」は大阪から北近畿への主要なアクセスを担う特急です(以前はズバリ「北近畿」を名乗っていました)が、このあたりの区間ではあまり速度も出さず、特にこの列車は離合のため下滝駅に停車する手前だったので、ゆっくりと目の前を通過してゆきました。

  車両は289系。顔が北陸特急「サンダーバード」に似ていますが、それもそのはずで、もともと「サンダーバード」の兄弟分の「しらさぎ」に使われていた683系を直流専用にしたものです。

  まもなくJR発足から30年。車両の世代交代が遅れていた北近畿地方も、今やかなりがJR世代に移行しました。