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トラベラーズ ノート まくら木日記

日記・雑記・駅々めぐり。

[旅日記]薩摩・大隅あちこちめぐり(1)

  ※この記事より、掲載写真のサムネイルを拡大しています。

  さる5月28-30日、クマ子とともに鹿児島へ行ってきました。2012年以来5年ぶりの訪問です。

  前回は山陽・九州新幹線を利用しましたが、今回はパックツアーを活用し飛行機で鹿児島まで飛びます。5年前の時点では神戸~鹿児島間は1日1往復しかなく、ちょっと使いにくい存在でしたが、現在では朝夕の2往復になり、便利になりました。

  まずは神戸空港へ。空は快晴。鹿児島も期間中好天の予想です。

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  写真はポートライナーの神戸空港駅ですが、ここまでは車で来ました。神戸空港の駐車場は、飛行機利用者は最初の1日が無料で2日目以降は1日1,000円。伊丹など他の空港と比べれば破格です。

  飛行機は生涯でも数回しか利用しておらず、前回からは10年ぶりになります。最初の利用で金属探知機に引っかかったり、荷物預かりの控えを紛失したりと、いい思い出がなく、それ以降搭乗に苦手意識がついてしまいました。今はクマ子のサポートがあるとはいえ、乗りこむまでがプレッシャーです。

  搭乗手続きを無事済ませ、少し時間があるので展望デッキへ。

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  小規模な空港なので便数も多くはなく、日中は1時間以上間のあく時間帯もあるのですが、この8時半前後は割と頻繁に離着陸しています。飛び立っていったのはソラシドエアの那覇行き。

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  デッキ西方に管制塔。その背後に明石海峡大橋が見えます。離陸した飛行機はそちらに向けて飛んでゆきます。

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  神戸を発着する便は大半がスカイマークで、これから乗る鹿児島行きもスカイマークです。手前側に待機しているのがそれ。背後のは今着陸してきた機体。

  鹿児島行きの出発は9:30。その45分ほど前になったので出発ゲートへ。緊張のボディチェックを何とか済ませ、さらにゲート内で待ちます。飛行機は乗っている時間は短くても、この待ち時間と手間が煩わしい。慣れていればどうってことはないのでしょうが、数年に一度のことなので余計に敷居が高く感じられます。

  クマ子が「スカイマークは遅れるのがデフォルト」などと言っていたので、後々の予定を考えると早く着けるに越したことはないのですが、多少の出発遅れは覚悟していました。しかし15分前に搭乗口に入場、定刻の9:30に無事に出発。これは有り難いことです。

  離陸した飛行機は神戸の街並みを脇目にぐんぐん高度を上げて明石海峡を西進。席が通路側なので残念ながら景色はあまり見えませんが、1時間程度のことなのでそこは辛抱。鹿児島へ向けたフライトの始まりです。

  (2)に続く。
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青い空

  この5月は、中旬に黄砂や悪天候の期間もありましたが、概ね天候に恵まれてさわやかな空を見られる機会が多かったように思えます。

  一週間ほど前に撮ることのできたこちらの写真。おなじみ美嚢川橋梁ですが、最近は下から見上げるのがお気に入りです。

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  雲一つない深みのある青空。やってきたのは5000系「HAPPY TRAIN」。

  個人的に5月と10-11月が空の最も美しい時期だと思っていますが、日の短くなる秋と比べると、この5月は楽しめる時間が長いのが嬉しいところです。特に今では日中の運転本数が少なく、15時台からようやく増えてくるので。

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  続いてやってきた上り列車は6000系。鉄道業界全般にステンレス車両が増えてきていますが、神戸電鉄では6000系、6500系が各2編成で、まだ少数派です。

五月晴れの夕暮れ(山陽など)

  中八木~江井ヶ島間の田園地帯。山陽新幹線と行ったり来たりしながら山陽電車も撮影します。

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  3000系トップナンバー編成がやってきました。復刻デザインのお顔が夕日を正面に浴び、赤みを帯びた白銀の光を放ちます。

  第二編成が廃車され、初期アルミ編成としては唯一の生き残りとなりました。6000系の増備で3000系の引退が進みつつあるなかで、どこまで生き延びられるか。撮影のチャンスはもうそう多くはありません。

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  5000系の直通特急。ヘアリーベッチ(クサフジ)の花とともに。6月上旬頃になれば田植えが始まり、天候次第では水鏡も楽しめそうです。

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  阪神8000系の直通特急を逆光で。薄曇りで太陽が若干弱い分、電車が黒くつぶれずに済んでいる感じです。LEDの前照灯がギラリと、夕日に負けない鋭い光を放ちます。

カテゴリーの変更のお知らせ

  当ブログの各記事には「カテゴリー」が付けられていますが、このたび記事内容の実態に即して、カテゴリーの名称と分け方を変更することにしました。

  (1) 「写真」カテゴリーの追加

  ご覧の通り、最近の記事は鉄道や風景の写真がメインになっています。これらの記事は写真の内容によって「趣味」「雑談」「おでかけ」などに分類してきましたが、その基準があいまいで分類が無意味になってきたため、「写真」カテゴリーを新設し、今後写真メインの記事はこちらに分類します。ただし旅行記は従来通り「旅行・おでかけ」カテゴリーで紹介します。

  過去の記事も順次見直してゆきます。

  (2) カテゴリー名の変更

  「まくら木日記」は当初、「駅々めぐり」を名乗っており、私が訪問した駅を南から順に紹介してゆくブログでした。のちに日々の雑談を「日記」として加えるようになり、いつしかそちらがメインになってしまいました。こうした経緯から、駅紹介以外の記事については「日記(○○)」というカテゴリー名をつけていました。

  現在ではほぼすべてが「日記」の記事となってしまっていることから、「日記」の部分をなくし、あわせて一部のカテゴリー名を変更します。

  新たなカテゴリー名と分類の原則は以下の通りです。

  日記(趣味)→鉄道ネタ
  私の場合「趣味」≒鉄道なのでそこのところを明確に。鉄道系の話題はこのカテゴリーで。ただし写真メインの記事は「写真」カテゴリーです。

  日記(雑談)→雑談

  鉄道系以外の雑談。写真メインのものは「写真」カテゴリーに。

  日記(おでかけ)→旅行・おでかけ

  簡易版の旅日記やちょっとしたおでかけの記録はこちら。

  日記(園芸)→園芸

  園芸関連はこちら。最近アップしていませんが…

  日記(サイト・動画)→サイト・ブログ関連

  「トラベラーズ ノート」や当「まくら木日記」に関する情報やお知らせ。

  「駅」関連のカテゴリーについては変更ありません。

五月晴れの夕暮れ(新幹線)

  先週の後半はまさに「五月晴れ」と呼ぶにふさわしい好天でした。一番良かったのは木曜日で、その後は徐々に霞がかかってきましたが、それでもほとんど雲の出ない青空が続きました。

  そんな中、一昨日の夕方に出かけてきました。山陽新幹線と山陽電鉄線が並走してダブルで楽しめる中八木~江井ヶ島間の田園地帯です。

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  やってきたのはN700系「のぞみ」。フレーム端ぎりぎりまで引きつけることができました。ヘタクソなので、普段は見切れるのを恐れてトリミング覚悟で早めにシャッターを切るのですが、トリミングなしにこういう構図の写真が撮れると気持ちいいですね。

  このときまさに真後ろから夕日が射しており、下の方に自分の頭の影が写ってしまっています。何とか回避したかったのですが(汗)

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  地面に広がる紫の花。調べると「ヘアリーベッチ」という植物のようです。マメ科の植物で、藤に似た花の形状から「クサフジ」とも呼ばれるそうですが、れんげ草と同様に窒素を土壌に取り込むため「緑肥」としての効果があるとのこと。

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  続いて下ってきた500系「こだま」。

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  夕日を反射させながら去りゆく姿もまたよし。

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  また自分の影が映り込んでいます(苦笑)

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  「みずほ」。日が傾くにつれて地平近くの薄雲にかかって、光が弱くなってきました。

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  流し撮り。・・・微妙。

【トップ画像】2017.5後半

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  5月後半のトップには、久々に播但線の写真を。

  播但線は寺前から北側の非電化区間でローカル色が濃くなります。市川の谷あいを進み、明治の昔からの難所・生野峠へと挑みます。播磨と但馬の国境にあたるこの区間は、播但線の中でも名所の多いポイントです。

  写真は新緑をバックに、市川を渡るキハ40の単行を。姫路~寺前間電化に合わせて103系に採用されたと同じワインレッドを、非電化区間の気動車もまとっていましたが、昨今の車両単色化に合わせて朱色(たらこ色)に。写真の車両はその朱色がなんとなく色褪せています。

  国鉄時代のローカル気動車もこのカラーは褪色が目について貧乏くささが際立ち、よりによってその色を再び広く採用したJR西日本の意図がよく分からないところです。もっとも、国鉄カラーは総じて自然の風景との相性がよく、写真を撮る分には魅力があります。

民営化30年今昔 (4)加古川線

  山陽本線加古川と福知山線谷川を結ぶ加古川線。国鉄時代には4つの支線(高砂線・三木線・北条線・鍛冶屋線)が分岐していましたが、いずれも「特定地方交通線」として廃止対象となり、高砂線は1984年廃止、三木線・北条線は1985年に第三セクターに転換、鍛冶屋線はJR化後の1990年に廃止されました。なお、三木線・北条線は転換と同時に加古川線から線路を分断され、乗り入れは想定されていない形になっています。

  国鉄三木線から転換された三木鉄道は結局2008年に廃止となり、加古川線の支線で鉄道として残っているのは旧北条線の北条鉄道だけになっています。

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加古川線のキハ35と三木鉄道ミキ180

  国鉄時代の加古川線はといえば、通勤形気動車ともいえたキハ30系などのほか、国鉄末期に次世代気動車として開発されたキハ37も運用に就いていました。キハ37は結局5両のみの製造にとどまり、うち2両が加古川線系に配属され、1999年まで加古川線で使用されました。(残る3両はJR東日本の久留里線で活躍、現在は水島臨海鉄道に。)

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  JR発足時にはまだ鍛冶屋線が残存しており、列車の運転系統は実質、加古川~野村(現西脇市)~西脇~鍛冶屋というルートをメインとし、野村~谷川間が支線のような扱いでした。加古川線に急行以上の優等列車が設定されたことはありませんが、当時は加古川~西脇間に快速が一往復あり、停車駅は加古川・日岡・神野・厄神・粟生・社町・野村・西脇。所要時間は45-50分でした。

  90年に鍛冶屋線が廃止され、西脇市の中心部に位置していた西脇駅も鍛冶屋線に属していたがために廃止。個々の事情を考慮せずにあくまで路線単位での改廃を推し進めた当時の政策の、とばっちりを受けてしまうことになりました。

  JRのもとではいちはやく合理化が進められ、1988年からワンマン運転を実施。やがて加古川線はワンマン運転対応のキハ40系で統一されました。1995年の阪神・淡路大震災でJR神戸線が長期不通となった際には代替ルートのひとつとして機能し、各所から集められた車両が活躍しました。

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当初はワンマン車両はオレンジ色のドアで区別されていた

  とはいえ2001年には列車減便、またJR西日本のローカル線で一時広く行われた月一度の保守運休の対象になるなど、近畿圏で最も待遇の厳しいローカル路線のひとつでした。

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電化前には姫新線カラーの車両との併用も

  一方で、震災時の代替路線としての実績などから電化の構想が持ち上がり、加古川駅の高架化とあわせて2004年12月に完成。2両編成に改造された103系が主力を担うほか、単行運転のできる新製の125系電車が4両配属されました。

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2両編成の103系3550番台。ラッシュ時には4連も

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新西脇以北は125系単行の独壇場

  なおこの際に、市場駅の交換設備が復活して加古川~粟生間の列車が設定された一方で、黒田庄駅の交換設備は撤去され、西脇市~谷川間は事実上1編成の折り返し運転しかできない構造になりました。

  電化後、西脇市出身の芸術家 横尾忠則氏のデザインしたラッピング車両が登場し、計4種類が運行されました。それぞれ独創的なデザインでしたが、2012年までに運行終了しています。

  現在の加古川~西脇市間の所要時間は日中で46-48分程度で、すべて各駅停車ながら30年前の快速と同等になっています。

  支線がすべて切り離され、JR化後も苦戦が伝えられてきた加古川線でしたが、電化や沿線自治体の利用促進運動の甲斐あって、近年は地の利に恵まれないながらも善戦しているという印象です。2016年からは西脇市以南の各駅でICカード「ICOCA」の利用も可能になるなど、それなりに近代化が進められてきました。

  一方で西脇市~谷川間の利用者は極端に少なく、月一運休こそ最近ではしなくなったものの、保線省力化のための徐行区間が幾つか存在するなど、完全なローカル線扱い。非常時の代替ルートとして電化されたことで、なんとか命脈が保たれているというのが実情でしょう。

夕刻の麦畑

  今日、クマ子と出かけた帰りに加古川市内で出会った風景。


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  いい具合に色づいた麦畑を照らす夕日。今日は黄砂の影響か、晴れ空ながら全体的に霞みがかった感じになっており、夕日がぼんやりとしていました。ギラリとした夕日だとコントラストが強く出て、それはそれで良いのですが、こうした柔らかい日差しのほうが写真は撮りやすい。

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  同じ角度からiPhoneカメラで。こちらは太陽周りの光線がくっきり円形になって、これもまた面白い。

【トップ画像】2017.5前半

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  5月前半のトップはJR宝塚線(福知山線)をゆく電車。おっと、207系だと前回(4月後半)から2回連続じゃないか。準備した後に気づきました…。

  新緑から深緑へ。みどり美しいこの時期はつい出かけたくなるシーズン。ゴールデンウイークはどこも人が多くて難儀なので、ちょっと時期を外して。青空が広がる日には最高の色が出ます。もっともこの写真だとそこまで天気が良いわけではなく、緑もややくすんでいますが。

  道場~三田間にはこれまで何度となく足を運んでおり、トップ画像にもこの区間で撮ったものを何度か採用しています。今回は武庫川に沿って、山の麓をゆく電車。山を覆う緑の木々が、電車を押し出さんばかりに迫ります。この時期ならではの旺盛な生命力を感じさせる一コマです。

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