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トラベラーズ ノート まくら木日記

日記・雑記・駅々めぐり。

[旅日記]薩摩・大隅あちこちめぐり(10)

  (9)より。

  明けて5月29日。昨日は夕方まで雲に覆われていた空もすっかり晴れ渡り、天気には期待が持てそう。ただ、暑がりのクマ子の身が案じられます。

  東横インでは朝食の提供があり、1階のフロント前でセルフ式の軽食がいただけます。せっかくのサービスなのでありがたく受けておきます。窓際のカウンター席に座ると、目の前を鹿児島市電の路面電車が走って行きます。「鉄」的には特等席ですね。

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  昨日花の木農場で見たのと比べるとずっと新しい車両ですが、配色は同じです。

  さて今日はいよいよ祖母のいる出水を目指してゆきますが、到着は夕方の予定。とりあえず午前中は「鉄タイム」とさせてもらうことになっています。

  目指すは鹿児島市の北東、姶良市の加治木。先日、とある鉄道番組を見ていて、日豊本線の旅の中で「加治木まんじゅう」なるものを求めて途中下車する場面があり、クマ子が「鹿児島に行くならここでこのまんじゅうを買いたい」とリクエスト。調べると鹿児島中央から電車で3,40分の距離ということで、ちょうど乗るにも手頃とみて、今回は中央駅から加治木まで往復することにしました。

  ひとまずホテルをチェックアウトし、車を駅西側のコインパーキングに移して中央駅へ。

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  中央駅は南北に走る在来線に西側から新幹線が突き当たるかたちで、T字形の駅となっています。表側の東口と比べると西側はいかにも裏口という雰囲気。「鹿児島中央駅」の文字の上部が新幹線のホームです。

  9時ちょうど発の宮崎行き普通で出発。817系の2両編成。

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  次の鹿児島から日豊本線に入って行きます。鹿児島駅構内には貨物用の機関車が留め置かれており、真ん中のED76機関車には「がんばろう九州」のラッピングが。ED76はかつて九州内のブルートレイン牽引にも活躍しており、その時代の印象が強いのですが、残念ながらブルトレは全廃、JR九州保有の機関車もすべて廃車され、現在では貨物用しか残っていません。

  (なお817系は側窓がUVカットのためか、ガラス越しの風景が青緑色っぽく写ってしまいます。このためこの写真および次の写真はカラーバランスを調整しています。)

  鹿児島を出てトンネルを抜けると錦江湾沿いへ。左には崖、右には海が迫る区間を、海岸に沿って進んで行きます。この風景は2駅先の重富まで続きます。

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  晴れた空のもと、今日も海の上に座する桜島。やや霞んでいますが、輪郭はしっかり見えています。それにしてもこの桜島、何かあるべきものがない違和感を覚えます。よく見ると、噴煙が上がっていないのですね。

  鹿児島から7分ほどで竜ヶ水駅へ。ここで特急の対向待ちで4分ほどの停車。この竜ヶ水駅ですが、1993年夏の豪雨で土石流による甚大な被害が発生した際、運転士の機転で立ち往生した列車を盾にして乗客を避難させたという話が有名です。実際にこの場に身を置いてみると、山と海に挟まれ、前後が寸断されればどこへも逃げようがない場所であり、その恐怖を幾らか想像できます。なお、海側のホームには復旧を記念した石碑が建てられています。

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  向こうからやってきたのは、鹿児島中央行きの特急「きりしま3号」。かつてJR九州を代表する特急であった「つばめ」として活躍した787系ですが、今はこうしてローカル色濃い南国路線に甘んじています。

  竜ヶ水を出て、あとしばらく錦江湾沿いを進みます。

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  カーブとトンネルを繰り返しながら、崖っぷちに張り付くように走って行きます。並走するのは国道10号。

  やっと海を離れたところで重富駅へ。ここでも下り普通列車と行き違いのために6分待ち。

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  ここからは右手にちらちらと桜島を見ながら、これまでと打って変わって直線区間を快走します。加治木には9:37の到着。

  続く。
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