トラベラーズ ノート まくら木日記

日記・雑記・駅々めぐり。

2018年春改正

  来年3月17日にJR各社のダイヤ改正が実施されます。例年春の改正についてはこのくらいの時期に発表があるのですが、今回は昨日12月15日に一斉に発表されました。

  大まかにその内容を見てゆきます。(接続や運転区間の見直しなど細かな点は省いています。)

  JR北海道

  キハ183系による特急「北斗」をキハ261系に置き換え「スーパー北斗」に。キハ183系0番台は運用終了となります。

  JR東日本

  新潟駅で在来線を高架化し、一部の新幹線「とき」と特急「いなほ」が同一ホームで乗り換えできるようになります(4月から)。中央線特急「スーパーあずさ」をE353系に置き換え。

  JR東海

  一部「のぞみ」のスピードアップ。小田急に乗り入れる特急「あさぎり」を「ふじさん」に改称。

  ※この改正で、JR東海だけが最後まで使用していた「L特急」の呼称が廃止されます。

  JR西日本

  特急「くろしお」を新大阪~和歌山間に増発。阪和線、羽衣線の車両を置き換え。大阪環状線に続いて、阪和線系統からも103系が姿を消すことになります。

  ※3月いっぱいで廃止される三江線ですが、この改正で途中止まりの列車を延伸するかたちで直通列車が1往復設定されます。

  JR四国

  特急「しおかぜ・いしづち」の一部を8600系に、「うずしお」一部を2600系に置き換え。快速「南風リレー」の見直し。

  JR貨物

  吹田~陸前山王間にコンテナ列車を1往復設定。相模~北九州間に自動車部品輸送用の列車を新設。その他輸送力増強やスピードアップ。

  ここまで、今回もあまりダイナミックな変更はなく、車両の置き換えや微調整程度の修正で適正化を図る内容が多くなっています。一番前向きな話題が多いのがJR貨物。ドライバー不足などの影響で鉄道輸送への回帰が進んでいるようです。

  さて、問題はここからです。

  JR九州

  記事タイトルの「改正」ではなく「見直し」という表現に、すでに不穏な気配がありますが・・・

  九州新幹線の減便、停車駅の一部見直し。新幹線は125→119本。
  特急の運転区間縮小、減便。「有明」は平日の大牟田→博多1便のみに。特急は301→277本。
  普通・快速の見直し。始発繰り下げ、終電繰り上げ、減便。2702→2615本。

  各地区の詳細情報のどれを見ても、これでもかというほどの減量で、プラスを意味する話題は皆無です。特に肥薩線や吉都線など南九州の路線が悲惨なことになっています。JR九州の「個性」であるD&S列車のひとつ「はやとの風」までも臨時列車化する有様。

  これまで離島各社の中では攻めの姿勢を保ち、不動産などの副業で本業を支えるかたちで上場までこぎつけたJR九州ですが、今後固定資産税の減免がなくなるなど、自立した企業としての責任が問われる中で、鉄道事業にも一定の成果が求められるのでしょう。相次ぐ災害も暗い影を落としているのかもしれません。

  「見直し」はたいてい、利用者にとってマイナスになる変更を婉曲的に述べる常套句ですが、鉄道会社からすれば経営を維持するための必要な手立てであり、その意味では「改正」ともいえます。
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